空気清浄機の能力をはかるCADR(クリーンエア供給率)をご存じだろうか。米国家電製品協会(AHAM)の定める、空気清浄機が1分間当たり供給する清浄な空気の量を表した指標で、CADR値が高いほど、スピーディに空気を浄化する能力が高い優秀な空気清浄機ということになる。
家電にこだわるビジネスパーソンに選ばれ、高く評価されている「カドー」は、自社の初代空気清浄機『AP-C700』によって、日本メーカーとして初めてCADRの世界最高値を獲得。空気清浄能力世界No.1の称号が与えられた。
この『AP-C700』の技術を踏襲する後継機種として開発されたのが、CADRの世界最高値を備え、さらなる進化を遂げた『LEAF720』だ。
世界No.1の空気清浄能力でスピーディに浄化する
空気清浄機では、吸引力が重要視されがちだが、どんなに強力な吸引力をもった空気清浄機でも、ホコリや有害物質、ウイルスなどが空気中を浮遊したあと、いったん床に落ちたら吸い上げることは困難です。床に落ちる前に吸い取る「浄化スピード」こそが、最も大事なポイントになる。
『LEAF720』に搭載したツインブーストファンは、左右の吸気口から空気を大量に取り込み、フィルターを通過し、ろ過された美しい空気を本体上部から一気に室内へと送り込むことで、毎分13.8m³の空気を洗浄。空気の循環を高速かつ大量に行うことで、外から汚れた空気が室内に入ってきても、人が吸い込む前に素早くキレイにしてくれる。
浄化スピードに応えうるフィルター性能
浄化スピードを迅速に行うためには、フィルター性能も重要だ。『LEAF720』は、フィルターに、ニオイや菌を吸着する活性炭と、それらをLED光で除去する光触媒技術を用いた「セルフクリーニング機能」を搭載。その効果でフィルターの吸着力が自己再生し、フィルターの長寿命化を実現している。
さらに、吸引から清浄までの間に、機能が異なる4種類の高性能フィルターを用意し、段階的に空気をろ過。フィルターの物質捕獲サイズは極小物質も逃さずキャッチ0.09μm。粒子径が2.5μm以下のPM2.5は確実に捕獲できる。さらに従来のHEPAタイプフィルターに抗菌性がプラスされ、よりキレイな空気を作り出すことを可能にしている。
強化ガラス製のタッチパネルでコントロール
落ち着きのあるクールグレーを施した本体には、シンプルで分かりやすくデザインされたコントロールパネルと、強化ガラス製のタッチパネルを採用し、高い耐久性と心地よい操作感を実現。またPM2.5インジケーターを搭載。空気中に浮遊するPM2.5粒子濃度を簡易的方法で計測し、数値で知らせることもできるので安心感が高い。加えて、目に見えない空気の“コンディション”を、ブルー、イエロー、オレンジの3色のLEDで視覚的に伝え空気を可視化。周囲の明るさに合わせて、LEDの照度が落ちるので就寝時も気にならない。
在宅時間が長くなり、キレイな空気のことを真剣に考えるのであれば、『LEAF720』の選択に到達するだろう。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター