雑誌『Precious』6月号では、Preciousのパートナー誌であるMEN’S Preciousとタッグを組んだ特集「雨の日は、ハンサムフェミニンに装って」を展開しています。

ハンサムフェミニンを合言葉に、悩ましい雨の日も、気分と印象を好転させるアイテムやハンサムフェミニンな着こなしを、粋な紳士たちが愛用する名品とともにご紹介しています。

今回は、雨の日にこそ楽しみたいハンサムフェミニンなアイテム着こなし実例をまとめてお届けします。

いつだって期待に応える一流ブランドが、憂鬱な雨すら喜びに変えてくれる

プラダのコートとセリーヌのラバーブーツ
コート¥308,000[予価](プラダ)、靴¥72,600[予価]セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)

クラシカルなラペルを備えた紳士の外套を彷彿させる「プラダ」のコートは、ファスナー式のダブルブレストにナイロンベルトを組み合わせたモダンなデザインです。

悪路をものともしない「セリーヌ」のラバーブーツは、同郷の老舗「エーグル」社のハンドメイドによるスタイリッシュなアンクルタイプ。どちらも女性らしさを際立たせるような、抑制のきいた逸品です。

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ハンサムフェミニンな装いの憧れ! カトリーヌ・ドヌーヴのような気分で

バーバリーのトレンチコートとフォックス・アンブレラズの傘
コート¥275,000[予価](バーバリー・ジャパン)、傘¥60,500(ヴァルカナイズ・ロンドン〈フォックス・アンブレラズ〉)

映画『シェルブールの雨傘』で女優カトリーヌ・ドヌーヴが披露した、ハンサムフェミニンな装いを彷彿させる「バーバリー」のトレンチコート。ロイヤルワラントを授かるほどに「雨具」としても高く評価されてきたアイテムです。

そして、かの地の紳士たちが愛用する「フォックス・アンブレラズ」の傘も、英国王室御用達の由緒ある名品。どちらもハンサムフェミニンな装いに欠かせないアイテムです。

【「バーバリー」トレンチコートと「フォックス・アンブレラズ」傘の詳細記事はこちら

しっとり映える印象美人の着こなし実例集

ハンサムフェミニンな装いの要諦は、相反するもの同士が作る〝対比〟です。あえてメンズライクな服や小物を合わせることで、女性の服がもつ美しさが慎ましやかに際立つもの。

ここからは、ハンサムフェミニンをテーマにした、雨の街にしっとりと映える印象美人の着こなしを、4スタイルお届けします。

■1:雨天の街に溶け込む色使いのなかに、鮮やかなターコイズカラーを効かせて

ハンサムフェミニンをテーマにした雨の日コーデ
コート¥149,600(マッキントッシュ青山店)、メンズのシャツ¥27,500(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート¥132,000(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ピアス¥60,500・ネックレス¥70,400(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ¥157,300(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴¥60,500(JIMMY CHOO)、傘¥10,450(ストラスブルゴ〈WAKAO〉)

上質な生地の風合いを損なわずに撥水効果を与える「ロロ・ピアーナ」社のファブリック「レイン・システム」で仕立てたトレンチコートを主役にした着こなし。

「ジョン スメドレー」のメンズシャツと対比するよう、繊細なレースのタイトスカートとグロッシーな素材のレインブーツを合わせ、大人の女性らしさを演出しています。ターコイズカラーの傘を差し色に効かせているのもポイント。

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■2:明るく柔らかいカラートーンで、ポジティブで晴れやかな気持ちに

ハンサムフェミニンをテーマにした雨の日コーデ
ジャケット¥365,200、カットソー¥42,900、スカート¥349,800、スカーフ¥45,100(ロロ・ピアーナ ジャパン)、バングル¥14,300(ドレスアンレーヴ〈トゥイフェ〉)、リング上¥231,000・下¥242,000(バーニーズ ニューヨーク〈マグノリアトゥエルブ〉)、バッグ¥214,500(ヴァルカナイズ・ロンドン〈スマイソン〉)、靴¥14,300(グリニッジ ショールーム〈フォックス・アンブレラズ〉)、傘¥9,900(トラディショナル ウェザーウェア 青山店)

防水・防風・伸縮性に優れた機能素材を採用した、フード付きトラベルジャケットに、カシミア×シルク製のニットスカートのピンクを組み合わせた、明るく柔らかいカラーリングのコーディネート。

柔らかなフォルムやオパールを囲むようにセットされたダイヤモンドリングなど、雨の日のおしゃれスイッチを押してくれる小物使いも要チェックです。

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■3:精悍なブラック×清涼なブルーで、Iラインを強調してスタイルアップ!

ハンサムフェミニンをテーマにした雨の日コーデ
コート¥83,600(3.1 フィリップ リム ジャパン)、ブラウス¥29,700(三喜商事〈マレーラ〉)、スカート¥92,400(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス¥89,100・バングル¥62,700(ホアキン・ベラオ)、時計¥3,300,000・ラバー加工ストラップ¥64,900(オーデマ ピゲ ジャパン)、バッグ¥40,700(ピエール アルディ 東京)、靴¥168,300(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、傘¥8,250(ハンタージャパン)

フィリップ・リム氏が新しい生活様式に合わせ考案した「リブ・フリー」コレクションのコートに、ペールブルーのブラウスとスカートを合わせ、Iラインを強調したスタイルです。精悍なブラックに対比した清涼なブルーが爽やかさを引き立てます。

雨対策として、時計のストラップをラバー加工に付け替えているのもワンポイント。

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■4:ハウンドトゥース柄に着想を得た、トラッド志向の着こなしを楽しんで

ハンサムフェミニンをテーマにした雨の日コーデ
メンズのコート¥121,000(ノルウェージャン・レイン& T−マイケル〈ノルウェージャン・レイン〉)、ニット¥29,700(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ¥110,000(チェルキ〈ステファノ〉)、眼鏡¥33,660(ルックスオティカジャパン〈プラダ〉) ネックレス¥998,800(TASAKI)、バッグ¥445,500・カバー¥18,700(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴¥96,800(チャーチ)、傘¥35,200(グリニッジ ショールーム〈フォックス・アンブレラズ〉)

レインコートとポンチョを組み合わせた「レインチョ」は男性の間でも人気のアイテム。大きめサイズのメンズのレインチョをバサッと羽織るように着こなし、愛らしく柔らかなフォルムを際立たせています。

千鳥格子柄に合わせ、トラッド志向なアイテムと共にコーディネートしたスタイルです。

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※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
唐澤光也(RED POINT)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
安部 毅、安村 徹(Precious)