【目次】

【種類】基礎知識と定番デザイン


そもそもエコバッグとは、環境への配慮のために、使い捨てのレジ袋の代用として生まれたもの。これがトレンド感度の高いおしゃれピープルの間にも浸透し、世界的に定着しました。ベーシックなものでいえば、布やポリエステル製の携帯にも便利な折り畳みタイプ。ですが、今ではさまざまなマテリアルが登場しています。

撥水性も嬉しい!ビニール素材のエコバッグ

 

レジャーシートにも使われる素材でできたカラフルな大型のエコバッグ。軽くて頑丈、サイドにポケットもついてビジネスシーンでの機能性も万全です。モノトーンのコーディネートに合わせれば、インパクトを与えてくれるとともに、「意識高い系」の装いにも。

異素材ミックスのエコバッグならそれだけでおしゃれ!

 

マルシェなどで買ったものを入れてもらう紙袋の色に近いベージュの縦型バッグをビニールでカバーしたエコバックは、どことなくフレンチの香りが漂います。オレンジのコーディネートともなじみがよく、ナチュラルな印象。

ショッピングバッグタイプの大型

 

お洋服屋さんで受け取るショッピングバッグのようなデザインのバッグも、布タイプなら何度も使え、エコバッグのひとつとカウントしていいでしょう。肩掛けもできる長さのストラップなら、少々重い荷物だって運べそう。見た目のかわいさと便利を兼ね備えた優秀エコバックといえます。

ビッグサイズのビニールエコバッグをクシャっと持つのもおしゃれ!

 

荷物が多いときには、頑丈で大きいトートバッグなどに詰め込んで肩掛けするのが一般的。ですが、この女性のように、ビックサイズのビニール製エコバッグに入れて、クラッチバッグ持ちするのもおしゃれ! 肌寒くなったら着るアウターを持ち運びたいときにも参考になりそう!

大切なバッグの意外な持ち方!?

 

雨の日にマネしてみたい、エコバッグの持ち方。コーディネートにジャストマッチのバッグだけど、濡れるのはイヤ……というときには、透明なエコバッグに入れて連れていっちゃいましょう。ハリ感のあるタイプなら、「あえて」そうしていることもバッチリわかり、センスのよさを感じさせてくれます。

【布】持ち方、デザインで垢抜ける


エコバッグの先駆けともいえる布製は、持ち方やデザインにこだわることで、人との差をつけられます。さっそく、色や形、コーディネートとのバランスを見てみましょう。

デニムカラーのロゴ入りエコバッグ

 

キュートな英字のプリントが印象的なブルーの布バック。革製のハンドルバックと合わせたことが、品と身軽さを両立させた持ち方で好感が持てます。全体的にブルーのワントーンの色味でコーディネートをしているところがおしゃれ!

スカートの色味とロゴをリンクさせたエコバッグ

 

コーラルピンクの英字プリントの布バックとピンクのシフォンスカートが、優しい雰囲気を演出しているコーディネート。スカートとパンプスのドットのリンクで可愛げのあるスタイルに。

フェイクプリントの布エコバッグ

 

メインのトートバッグ風に持てる布製のエコバッグは、フレームのように白い面があることでコートの柄とのぶつかりもなく、かつ、インパクトを与えてくれます。トップス、ボトム、スニーカーを白でまとめても縦ラインができることでスッキリした印象。

黒ハンドルの布エコバッグ

 

黒のハンドルがポイントになっているスクエアのエコバッグはクラス感がアップし、リッチなカジュアルスタイルにもしっくりハマります。ブルーのスカートと同色系の小物合わせで生まれる洗練された大人のリラックススタイルもお手本にしたい!

マチなしの縦型トートバッグ

 

ダークカラーのボリューム感あるコーディネートの差し色としても使えるマチなしの縦型エコバッグ。型崩れしない程度の荷物を入れて、それ以外を手に持つことで、ラフな印象も生まれています。

【かごバッグ】コーディネイトのポイントにも生かせる


リゾート感があり、夏のコーディネートのアクセントとなるカゴバッグは、容量があれば、ちょっとしたお買い物のエコバッグとしても代用できます。ファッショニスタのスタイルをチェックしていきましょう。

開き口が広いカゴバッグ

 

ハンドルを握ることで上部が締まるタイプのかごバッグは、中身を入れなくてもサマになり、アクセサリー感覚で持てるのもメリット。コーディネートの色味も、ブルー×白のトップス、ベージュのパンツ合わせと全体的にさわやかな印象を作り出しているスタイリングです。

フリンジ付きのビッグなカゴバック

 

フリンジがかわいい大きめのカゴバッグに布バックをインして清潔感を演出。ブルーのシンプルなオールインワンと上手に合わせて、アクティブ感あふれるコーディネートに仕上がっています。

革×布のモノトーンカゴバッグ

 

かっちりとしたジャケットスタイルにも、リッチな印象を醸す革使いのカゴバッグならマッチ。軽やかな印象づくりにもひと役買ってくれます。

デニム使いのソフトトートタイプ

 

ソフトタイプのかごバッグは、軽やかでラフな印象づくりに最適。デニム使いなら、総レース白のエレガントなマキシワンピを洗練されたリゾートスタイルに昇華させてくれます。

エスニック風のシンプルかごバッグ

 

ラフな編み方のくたっとしたカゴバックは、オリエンタルな雰囲気のコーディネートにもマッチ。テイストを崩さず、バッグとしての機能も発揮。控えめな主張でまとめあげてくれます。

【PVCバッグ】「何を入れるか」にもこだわって


ふいの雨にも安心なPVC素材のバッグも、ある程度のサイズがあればエコバッグとして大活躍。スタイリッシュなデザインが豊富なので選ぶのも楽しい! 入れるアイテムや配置にこだわれば、「ノーモアレジ袋」ライフが満喫できます。

ブルーカラーのクリアバッグ

 

パステルカラーをパッチワークしたようなデザインのPVCバック。色が入ることで「見えそうで見えない、ようで見える」という絶妙な魅力を発揮してくれます。ミニなボトムとのバランスも抜群!

ナチュラルな質感が嬉しいPVCバッグ

 

素朴な雰囲気があるペーパーを取り入れたPVCバッグは、ナチュラルな質感が魅力。ビニールのカリッとした質感が、全体に緊張感を生み出し、ご近所カジュアルも垢抜けた印象に。

ケリーバッグ型のPVCバッグ

 

フォーマルな印象の強いケリーバッグもPVC素材なら一気に軽やか! 上品さを損なうことなく、リッチなカジュアルに仕上げてくれます。シャツワンピースの颯爽とした雰囲気ともピッタリで、リゾートでのお手本にできそう!

透明のトートタイプPVCバッグ

 

大型トートタイプの透明なPVCバッグにマチなしの縦型布エコバッグを重ねるアイデア。布のくたっとした質感とビニールのハリのある質感をミックスさせることで、一気におしゃれな印象に。

中身で勝負!のクリアなPVCバック

 

見せたい明度が高いPVCバッグの中にインパクトのある小物を投入。二度見必須なスタイルを完成させています。キャスケットとブーツとともに、ツイード素材のスーツの「きちんと感」に遊び心を加えるスパイスに。

【マルシェバッグ】素材選びがセンスのカギ

マルシェバッグをエコバッグとして活用させるには、素材感がポイントとなります。マネしたくなるスタイリングをチェックしていきましょう。

くたっとした大型マルシェバック

 

リラックスしたスタイルにぴったりなのが、クタっとした柔らかい素材のエコバッグ。レザーの黒のパイピングが引き締め効果となり、スタイリッシュな印象に。

ナチュラルな風合いのマルシェバッグ

 

麻のような素材感で、程よいハリのあるエコバックは、優等生的なきれいめコーディネートにもハマりやすい。ヌーディな足元と相まって、抜け感を生み出し、上品かつ洗練されたおでかけスタイルに。

キャンパス地のボックスタイプ

 

大容量のスクエア型のキャンバスバッグは、丈夫なこともさることながら、コーディネートに軽快な印象を与えてくれます。ロングのシャツやジレで全体のボリュームを統一すれば、アクティブな雰囲気に。

レザーハンドルのキャンバスタイプ

 

ハンドルと上部にレザーが使われたハリのある大型スクエアバッグは、カジュアルときちんと感のバランスが絶妙。底に金具がついているので、どこにでも置きやすいというのもメリット。気張っていないけれど垢抜けている、そんなスタイルにぴったりです。

持ち手が柄使いの布製大型バック

 

薄手の布製タイプなら、大型でも悪目立ちしないところがいいところ。くたっとした質感なら、コーディネートのリラックス感にも影響を与えません。持ち手部分がボーダーという「ひとクセ」で、マリンテイストのスパイスとしても生きています。

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