「演説」という日本語を訳した大物教育者、誰だかご存知?
明日、6月27日は『演説の日』という記念日です。
1847(明治7)年のこの日、日本初の演説会が行われたのだそう。
会場は、東京・慶應義塾の三田演説館で、「演説」という言葉は、英語「speech」の翻訳語として、当時作られたものだそう。この翻訳をしたのが、『学問のすゝめ』でお馴染みの、福沢諭吉だそうです。
「日本が欧米と対等の立場に立つためには、演説の力をつけることが必要」と、常々説いていたそうです。
本日は「演」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「演べる」ってなんと読む?
「演べる」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「説明する。自分の考えなどをおしひろめる。」という意味です。
<使用例>
「演説は、堂々と自信を持って演べないと、説得力が出ないわよね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 演(の)べる です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「演し物」ってなんと読む?
「演し物」の読み方をお答えください。
<使用例>
「感染対策上、まだ、演じ物関連のイベントは、開催が難しそうね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 演し物(だしもの) です。
「演劇や園芸などで上演する催し物」という意味ですね。
こちらの読み方は意訳的ですが、複数の辞書に、この表記で掲載されておりますよ。誤読の無いよう、お気をつけください。
本日は、6月27日『演説の日』のトリビアをお送りしながら、
・演(の)べる
・演し物(だしもの)
などの難読クイズをお送りしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』株式会社小学館
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱