老け顔に見せてしまう原因のひとつである「ほうれい線」。これを解消するためには、エイジングケアコスメだけに頼るのではなく、ツボ押しによって血行&代謝の促進、リンパの流れを改善することも大事。

そこで、村木さんが教えてくれるのが、リフトアップに有効でほうれい線を浅くする「迎香(げいこう)」というツボ。

「迎香」は小鼻の横にあるツボで、老廃物が溜まりやすいところで、ここをプッシュすることで老廃物の排出を促し、たるみやほうれい線の改善に効果的なのだとか。さらに、むくみや鼻詰まりにも効くので、朝のメイク前や仕事の合間などにプッシュするのを習慣にしてみてくださいね。

■Step1:まずはプッシュする位置を確認

「迎香(げいこう)」は小鼻の横にあるツボ。プッシュすることで老廃物が体外に排出され、たるみの改善やほうれい線の解消に。

小鼻の横にあるツボ「迎香(げいこう)」の位置を確認
鼻の通りが良くなるツボでもあるので、鼻詰まりしやすい人にもおすすめのツボです。

■Step2:小鼻の横を優しくプッシュ

「迎香(げいこう)」を人さし指を使って、鼻を挟むように10秒間押しましょう。これを2~3回繰り返します。

小鼻の横を優しくプッシュ
老廃物が溜まっている人は初めはちょっと痛いことも。イタ気持ちいいくらいの圧で押してください。

【まとめ|ほうれい線が浅くなるリフトアップ・ツボ押しメソッド4か条】
1.長引くマスク生活で表情筋が衰えるため、たるみによるほうれい線が目立ちやすくなる。
2.血行&代謝の促進、リンパの流れを改善するツボ押しも有効な手段に。
3.リフトアップに効く「迎香」のツボをプッシュするのがおすすめ。
4.「迎香」は老廃物の排出を促し、むくみや鼻詰まりにも効果あり。

以上、「ほうれい線が浅くなるリフトアップ・ツボ押しメソッド」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は7月3日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)。 そしてご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram
体験者:長尾優子さん
(45歳・サービス業)
「イタ気持ちいいこのツボをプッシュすると、顔全体までもがスッキリして、疲れが取れる感覚に。こまめにプッシュしていると、だんだん痛くなくなってきますし、頬にふっくらとハリが出たような気が。リフレッシュ効果もあるせいか、頻繁に押したくなるほど(笑)気持ちよく習慣化できるのがいいですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子