インパクトがありながらも親しみやすく、なにより、ヴィンテージ感のある音が特徴のエレクトロ・スイング。新しいジャズのかたちとして10年ほど前からヨーロッパを中心にアーティストが登場し、日本でもその人気は確実なもにのになりつつある。そんな今、もっとも注目されるバンドのひとつといわれる、イタリア シチリア島出身のスウィングロワーズが遂に来日。ブルーノート東京で、日本初のライブを繰り広げる。
年末の一夜は、イタリア シチリア島出身のレトロ・スウィング・カルテット、 スウィングロワーズのライブで、スウィング&ダンス!
スウィング・ジャズと言えば、1920年代末から40年代にかけて流行したビッグ・バンドによる軽快なダンス・ミュージック。そして今、新しい音楽シーンのひとつとして人気が高まっているのがエレクトロ・スウィング。言葉通り、スウィング・ジャズの軽快なリズムとエレクトロな打ち込みとを融合させたダンサブルな音楽で、踊れるジャズとも形容される。ジャズ一筋という愛好家の中には受け入れられない人もいるようだが、世代を超えて、大いにスウィングして踊れる音楽であることは間違いない。
そんなエレクトロ・スウィングの旗手として注目を集めているスウィングロワーズが、12月26日にブルーノート東京のステージに立つ。多くの音楽ファンに愛されてきたジャズ・クラブ、ブルーノート東京が展開している、未来の音楽シーンを牽引していく可能性を秘めたアーティストを紹介する企画「The EXP Series」の第16弾だ。
スウィングロワーズは、イタリアはシチリア島パレルモ出身の4人組。ヴォーカルは紅一点のロレダーナ・グリマウド。ギターはアレッシオ・コスタリオーラ。サックスとクラリネットはチロ・プサテーリ。そして、バンドを率いるプロデューサーのロベルト・コスタが、プログラマーとDJを担当する。
2012年にリリースされた彼らのファースト・アルバム『Swingrowers』は、1920年代から30年代のサウンドとカルチャーに影響を受けた、メロディアスでどこか懐かしいダンス・トラックが話題となった。以来、めきめきと頭角を現し、この7月には、ベスト盤『HITS & REMIXES』も発売。今、ヨーロッパでもっとも忙しいバンドのひとつと言われていて、すでに日本のファンも増えている。そんな中、ブルーノート東京での初来日公演が実現する。
ナマで聴く、ロレダーナのパンチのきいたヴォーカルの魅力やいかに。ステージ上での4人のパフォーマンスやビジュアルにも期待がふくらむ。踊れるジャズで、年末のスペシャルな夜を思い切り楽しみたい。
スケジュール
2017年12月26日(火)
[1st]Open5:30pm Start6:30pm
[2nd]Open8:20pm Start9:00pm
料金:¥7,500(税込)
会場:ブルーノート東京 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル
問い合わせ先
- ブルーノート東京 TEL:03-5485-0088