「畦道」ってどんな道?…わかりますか?
明日、8月10日は『道の日』という記念日です。
1920(大正9)年のこの日に、日本で最初の、近代的な道路整備計画が実施されたことを記念し、1986(昭和61)9年に当時の建設省(現在の国土交通省)が制定した記念日です。
道というと、何気なく当たり前のように日々使用していますが、実は、これがないと始まらない、というほど大事なインフラの一つですよね。改めて思いをはせ、道の整備に尽力してくれた方々に感謝をする日、としてはいかがでしょうか?
本日は「道」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「畦道」ってどんな道?
「畦道」とは、どんな道のことでしょうか?以下の選択肢の中から正しいものを選んでください。
1:砂利の多い歩きにくい道
2:太い道から分かれた脇の細道
3:水田を区切る細い道
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 3:水田を区切る細い道 です。
「畦道(あぜみち)」という言葉、みなさま、耳にしたことはあると思いますが、都会育ちの方など、どのような道を指すのか、意外とわからない…というケースもあるようです。
「畦道(あぜみち)」は、「水田の水がこぼれないよう、田の境目の泥土を盛り上げて作った畦(あぜ)を道として用いること。または、畦(あぜ)のように細い田んぼ道。」を意味します。
…さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「何方道」ってなんと読む?
「何方道」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「どういうふうにしても、結局はある状態になることを表す副詞。どちらにしても。」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「今から焦って小手先の知恵でカバーしても、何方道叱られると思うわ…。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 何方道(どっちみち) です。
「何方(どちら)+道」で「何方道(どっちみち)」です。
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本日は、8月10日、『道の日』にちなんで、
・畦道(あぜみち)
・何方道(どっちみち)
などの日本語についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱