閉会式で注目! イダルゴ市長のワンピーススタイル
2021年8月8日に閉幕した東京オリンピック2020。東京・国立競技場にて挙行された閉会式では、 2024年パリ五輪への引き継ぎ式が行われました。
着物姿の小池百合子東京都知事、アンヌ・イダルゴ パリ市長、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が登壇。オリンピック旗が小池都知事からバッハ会長へ、バッハ会長からイダルゴ市長へと手渡されるセレモニーの中、注目されたのがイダルゴ市長のワンピーススタイルです。
旗を振る動作に合わせて優雅にはためく、動きやすさと大人のエレガントさを兼ね備えた裾のシルエットに、気になった方も多いのではないでしょうか?
イダルゴ市長着用! 『Precious』4月号で人気を博したディオールのワンピース
引き継ぎ式でイダルゴ市長が着用していたワンピースを、『Precious』では2021年4月号にてご紹介していました。
ネイビーコーデの極意「選ぶなら、ダークトーン一択」【スタイリスト 髙橋リタさんが指南】
スタイリストの高橋リタさんによると、黒だとドレッシーになりがちなフィット&フレアの優美なシルエットも、ダークネイビーならこなれ感が出るのでデイリー向きに。
素材は、テクニカルファブリックを用いた小花モチーフのクロッケ(ふくれ織)ジャカード。クラシックな印象を残しつつも、今っぽい生地感なので新鮮に着こなせます。
「ネイビーって実は、ベージュと同様に色幅の広いカラー。私の場合、ネイビーのスタイリングを作るときはアイテムの色味を見極めて、トーンの方向性を揃えるところから始めます。それは、赤みも黄みも抑えられた、ほとんど黒に近いダークネイビーです」(高橋リタさん)
現在このワンピースは完売していますが、夏仕様では ショートスリーブ ミディドレスもおすすめ。着やすいコットンデニム素材に、ダークネイビーのカラー。“フィット&フレア”なシルエットがディオールらしさを体現しています。(※2021年8月13日現在在庫補充予定)
2017年、ディオールのエキシビションでもネイビーのワンピースを
2017年7月3日、フランス・パリで開催された「ディオール」創設70周年を祝う「Christian Dior - Couturier du Rêve」展に出席したイダルゴ市長。
上品なネイビーの長袖ワンピースを着用しています。
2017年1月23日、パリ・ファッションウィークにて、「ディオール」のオートクチュール2017年春夏コレクションのショーに出席したイダルゴ市長。
LVMHラグジュアリーグループのオーナー、ベルナール・アルノー氏と、ヘレン・アルノー氏夫妻と共に微笑むイダルゴ市長は、ワンピースの上に黒のレザージャケットを重ねて辛口のシックな装いに。
閉会式に先立って7日東京都庁で行われた、小池百合子東京都知事との記者会見でも、ベージュのワンピーススタイルで臨んだイダルゴ市長。
女性首長同士で五輪旗の引き継ぎが行われる閉会式では、「やっとやってきた女性の時代のシンボルになる」と期待を表現。コロナ禍の中異例の女性首長同志の“肘ハイタッチ”となりましたが、動きやすさとフォーマル感、そしてフェミニンさを兼ね備えたワンピ―ススタイルが奏効していました。
引きつづき2023年のパリ五輪に向けて、イダルゴ市長のワンピーススタイルに注目です。
※掲載した商品は、すべて税込です。
※高橋リタさんの“高”は“はしごだか”が正式表記です。
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- 生田昌士(hannah)、Getty Images