【第4問】チーズはワインと相性が合うが、日本酒にはあまり合わない。
「NO」と答えたあなた、正解です。
チーズといえば、ワインのお伴のイメージですが、実は日本酒との相性も抜群。むしろカマンベールなどの白カビチーズ、ゴルゴンゾーラなどの青カビチーズは、ワインよりも日本酒のほうが親和性アリといってもいいくらいです。
お酒とおつまみの相性を判断するルールの1つに「料理とお酒で同じような香りや味わいのものを合わせると相乗効果があり、ハーモニーを楽しめるためおいしく感じられる」というものがあります。
ワインの原料のブドウは、フレッシュさが命。カビなど微生物をとことん排除して栽培されたブドウに、白カビや青カビを合わせるのはミスマッチという見方もできるのではないでしょうか。
一方、日本酒にはカビの一種である麹が用いられているので、チーズとは似た者同士。「日本酒×チーズ」はまさしく相乗効果の期待できる組み合わせなんです。
白カビチーズ、青カビチーズだけでなく、ハードチーズのコンテ、パルミジャーノなども、日本酒と一緒に食べることで旨味のシナジーが生まれます。
「チーズ=ワイン」という先入観は捨てて、ぜひ日本酒との組み合わせも楽しんでみましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生