【第7問】徳利から酒を注ぐときは、口を絞ってあるほうを上にしても下にしてもいい。
「NO」と答えたあなた、不正解です。
徳利の口の向きは、絞りの部分(とがっている部分)を上にしても下にしても差し支えありません。
注ぎやすさという面では、絞りの部分を下にしたほうがよいでしょう。
一方、絞りの部分を上にすべきだという説もあります。「絞りを上にしたほうが『宝珠』の形になって相手にきれいに見える」「絞りを下にすると縁の切れ目という意味になって縁起が悪い」「戦国時代には武将を暗殺するために絞りの部分に毒を塗ることがあった」などと言われますが、明確な根拠があるわけではありません。
ですから、徳利の口の向きに関しては、絞りの部分を上にするか下にするかそれほどこだわる必要がないといえます。ただ、絞りの部分を上にする理由は、お酒を飲むときの会話のタネにはなるので、大人の女性として知っておいて損はないでしょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生