物心つく前から私たちを魅了し続ける特別な色、赤……。DNAにも組み込まれた、無条件に心を刺激する色は、おしゃれを活性化させる特効薬。
着こなしがよりシンプルになった今こそ、バッグや靴など面積の小さな赤を差し色使いしてみましょう。いつものシック配色に赤をひとつ加えるだけで、眠っていた個性や隠れていた女性らしさが息吹き始めるのです。
ただし、かわいいだけの赤に陥らないように注意も必要です。そこで、大人の女性がこの冬、選ぶべき色香のある赤小物をPrecious目線で厳選しました。赤を楽しむ勇気こそが、日常にドラマをもたらします!
「正統派の実力」を備えた赤で、秘めたおしゃれ心が目覚める
■1:ボッテガ・ヴェネタのサングラス
まずは目元から赤を。サングラスは透明感のある赤フレームで、ぽっと蒸気したような肌色を演出できます。
■2:シャネルのチェーン付き財布
携帯やリップも収納できるチェーンウォレットは、小旅行のお供にもぴったりです。
■3:シャネルのネックレス
コーディネートの仕上げには、キャンディのような赤のラインストーンとコスチュームパール、そして「ダブルC」のアクセントが女心を刺激するネックレスで胸元に彩りを。
■4〜6:ボッテガ・ヴェネタのバングル
太さの異なる3種類のバングルは気分によって使い分けて。赤のネイル感覚で手首に艶やかさを添えます。
■7:セリーヌのイヤリング
ローズの花びらにも似た耳元のイヤリングは、躍動的な美しさが印象に残りそう。
■8:ラルフ ローレンのスカーフ
なめらかなシルクに、ロゴがリズミカルなアクセントなスカーフは、シックになりがちな冬服に鮮やかに映えます。
ざっくりニットやデニムに、「トラッド感と遊び心」が光る赤
■9:フェンディのファー付き時計
手元には、肌を覆い隠すほどにボリュームのあるファーで十分なインパクトを。ファーを取り外し、赤のバンド時計として楽しむこともできます。
■10:グッチのハンドバッグ
どこか懐かしいトラッド感が漂う赤のバッグは、アイコニックな「ストライプ ウェブ」とゴールドチェーンのあしらいが素敵。
■11:ルイ・ヴィトンのショルダーバッグ
キャンバスのような真っ白なエピ・レザーに浮かぶ、赤のクロス刺しゅうが愛らしい魅力を放ちます。
■12:プラダのパンプス
端正なポインテッドトウのパンプスは赤で鮮度よく。きらめく街を軽快に歩きたくなります。
「美人オーラを授ける」こっくりとした赤で、色香を添えて
■13:エルメスのハット
丸みのあるつばのシルエットが優美な影を落とす、品格ボルドーの帽子。自然に、しぐさまでしなやかになれそう。
■14:ディオールのハンドバッグ
パスポートやチケットをきちんと収納できるバッグで、トラベルシーンをスマートにまとめたい。
■15:セルジュ・ルタンスの香水
美しいカシス色が、香りだけでなく視覚までも刺激します。リッチなエッセンスをさりげなくまとって。
■16〜17:エルメスのバングル
定番のバングルは、グレーやベージュになじむ、シックな赤がそろいます。
■18:ブシュロンのゴールドバングル
鏡のように光を反射するピンクゴールドのボディとルビーの瞳を授かった、幸運のシンボルで手元に遊びを。まぶしいオーラで包んでくれます。
憧れの女性像に近づける「魅惑的」な赤の虜に
■19:ヴァレンティノ ガラヴァーニのハンドバッグ
華奢なゴールドスタッズを用いることで、ハードになりすぎる心配を払拭できます。
■20:ポメラートのサングラス
宝石のような心躍るピュアな赤が、漆黒の夜に艶やかに際立ちます。
■21:サンローランのショルダーバッグ
ゴールドのフリンジでエッジを効かせて。鮮やかな赤もバッグなら品のある個性を演出できます。
■22:サンローランのスカーフ
ベイビーキャット柄のシルクスカーフをキュッと効かせれば着こなしが単調になりません。
■23:ジョルジオ アルマーニ ビューティのリップ ルージュエクスタシー 402
シンプルな着こなしに、パッケージまでも赤に包まれた美人顔ルージュで仕上げをほどこして。
■24:バカラのリング
砂糖菓子のような可憐なリングはマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとのコラボレーションから生まれたもの。
以上、印象的な赤小物を集めてみました。この冬、いつもの着こなしにスパイシーな赤小物を加えて、颯爽と出かけてみてはいかがでしょうか?
- PHOTO :
- 戸田義昭(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 小倉真希
- HAIR MAKE :
- 重見幸江(gem)
- EDIT&WRITING :
- 川口夏希、遠藤智子(Precious)