キャサリン妃が愛用する英国ブランドのひとつ「KATHERINE HOOKER(キャサリン・フッカー)」。婚前より長年愛用されているコートは、丈の長さを変えながら長年愛用するなど、その思い入れの深さも特別とか。

今回は日本でキャサリン・フッカーを展開するヴァルカナイズ・ロンドンのブランドマネジメント部マネージャーの井上雅士さんに、キャサリン妃にまつわるエピソードを交えながら、コートの魅力を伺いました。

キャサリン妃が婚前から愛用する「キャサリン・フッカー」のコートとは?

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キャサリン妃が初めてオーダーしたバイマテリアルのロングコート

アンティークなコートを発想源に、コートの仕立て屋として設立した英国ブランド「キャサリン・フッカー」。キャサリン妃との最初の出会いは、ブランドが初めて出店した合同展示会だったといいます。

「結婚前のキャサリン妃が、お母さまと一緒にいらっしゃったそうです。オーダーされたのは、ウールのロングコートにベロア素材の襟やカフス、ポケットフラップと背中のウエストタブを組み合わせたデザインでした」(井上さん)。

キャサリン・フッカーのオーダー会が日本で開催
2006年にキャッチされたキャサリン妃

ウィリアム王子との交際が噂され、当時からメディアの注目を集めていたキャサリン妃。こちらのコートを着用している姿は、2006年にキャッチされています。

「キャサリン妃はこのコートを着用して、チェルトナム競馬場で開催されるイベントにお出かけになりました。カントリーテイストのコートをエレガントに着こなすキャサリン妃の姿が話題となり、その後このコントラストコートは、定番品として取扱うほど人気になったのです」(井上さん)

丈の長さをカット!お直しをして長年愛用するという、イギリス人らしいアプローチも

キャサリン・フッカーのオーダー会が日本で開催
2011年2月にキャッチされたキャサリン妃

実は、このコート、丈の長さを変えていたのです! 2か月後に結婚式を控えていたキャサリン妃は、さらに世界中から注目を集める存在に。コートのベロア素材の部分と同じ色のタイツやブーツを合わせ、膝上丈のコートを軽やかに着こなしています。

「時を経て丈の長さを変えられていたのには驚きました。きっと、トレンドやお立場など、その時々の状況に応じてお直しされていらっしゃるのでしょうね。姿形を変えながら長く使うという精神はとてもイギリス人らしく、改めて素晴らしいなと感じました」(井上さん)

※キャサリン妃がなぜ「キャサリン・フッカー」を選ぶのか? その理由は、以前実施したデザイナーのキャサリン・フッカーさんへのインタビュー記事をご覧ください。

自分らしい一着に出会えるかも!「キャサリン・フッカー」のオーダー会が本日よりスタート

キャサリン・フッカーのオーダー会が日本で開催
コントラストコート¥297,000円~(税込/オーダー価格)

「キャサリン・フッカー」のコートのオーダー会は、本日9月7日(火)から東京・青山にあるヴァルカナイズ・ロンドン @ ザ・プレイハウスにて6日間限定で実施されます。今回ご紹介したコントラストコートを含め約10種類のコートのモデルがラインナップしているほか、ジャケットやドレス、スカートのオーダーができます。

素材やカラーの異なる70パターン以上の生地、裏地やボタンが選べるほか、一人ひとりの身体に合うようカッティングまで丁寧にしてくれます。今回のオーダー会で注文した商品は、英国で仕立てられた後11月中旬以降の受け取りになるそう。フィット感の微調整は日本でも対応してくれるので安心です。

お直しをしてさらに長く愛用するほど、お気に入りのコートに出合ったキャサリン妃のように、自分にとって特別な1着を探してみてください。

<オーダー会詳細>

期間/2021年9月7日(火)~ 9月12日(日)
会場/ヴァルカナイズ・ロンドン @ ザ・プレイハウス
住所/東京都港区南青山5-8-5

※新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下では一部情報が変更となる可能性があります。最新情報は、公式HPなどでご確認ください。

問い合わせ先

ヴァルカナイズ・ロンドン

TEL:03-5464-5255

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty images(キャサリン妃)
WRITING :
河野未奈
EDIT :
石原あや乃