2014年に史上初の女性パリ市長に就任して以来、環境問題改善や2024年の五輪誘致などで手腕を振るってきたAnne Hidalgo(アンヌ・イダルゴ)パリ市長。東京オリンピック2020大会で着用していた「DIOR(ディオール)」のVネックラインが美しいワンピース姿が話題となりましたが、公務やプライベートにおいてはシックなジャケットスタイルも大得意。

特に、黒のスキニーパンツを合わせてすっきりと着こなすパリジェンヌらしいスタイルは、彼女を代表するスタイリルのひとつ。今回は、シャツ選びで定番のジャケットスタイルを変化させることができる、巧みなテクニックにに注目していきましょう。

■1:女性らしさを引き出す「白シャツ」の着こなし方

パリ・イダルゴ市長のパリジャンヌ風ジャケット×黒スキニーパンツスタイル
足元は黒のショートブーツをセット

定番の黒のスキニーパンツにネイビージャケットを合わせた、シンプルなジャケットスタイル。ボタンを深めに開けた白シャツ使いが、パリジェンヌらしいムードをかもしています。ピンヒールのブーティをセットして、さりげなく女性らしさを香らせています。

■2:定番をトレンディに昇華する「カラーブラウス」の選び方

パリ・イダルゴ市長のパリジャンヌ風ジャケット×黒スキニーパンツスタイル
足元はパリジェンヌらしい素足にピンヒールというスタイルで

鉄板の「ジャケット×黒のスキニーパンツ」スタイルを変化させたいなら、カラーブラウスの出番。それ1枚で華やかな印象に仕立ててくれる優れものです。クロスショルダーにしたミニバッグがトレンディな色付けに。ジャケットスタイルをエレガントに崩す、パリジェンヌらしいテクニックです。

■3:モードを加速させる「デザインシャツ」マジック

パリ・イダルゴ市長のパリジャンヌ風ジャケット×黒スキニーパンツスタイル
ポインテッドトゥのブーティでシャープに

いつもの「ジャケット×黒のスキニーパンツ」の印象をガラリと変えてくれるのが、デザイン入りのシャツの魅力。例えばセンターラインが印象的なシャツを選ぶことで、モードなスタイリングへと変化させてくれます。モノトーンのコーディネートなら、スタイルアップも狙えます。


今回は、世界が注目するパリのイダルゴ市長を象徴する「ジャケット×黒のスキニーパンツ」スタイルに注目したました。シャツを変えるだけでイメージをガラリと変えることができるので、これからのシーズンに取り入れてみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部有希
EDIT :
石原あや乃