10年程前にブリムが長めのフェドーラハットが大流行したメンズのヘッドウエア事情だが、近年は定番のベースボールキャップ以外にこれといった大きなトレンドの潮流は生まれていなかった。だが、若い世代の間では“バケハ”の愛称で親しまれるなど、昨年くらいから一気に爆発の兆しを見せているのがバケットハットである。そのシンプルなフォルムが生み出す汎用性の高さに加え、装いにポイントを作りやすい点など、ユーティリティ性に富んだ最旬のアイテムを紹介しよう。

雨にも蒸れにも強い防水透湿性を備えたシグネチャー素材を採用

ハット手前各¥22,000、奥¥17,600(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)

共通のデザインで、異なるファブリックを採用した「マッキントッシュ」のハット。手前の2つは、ブランドのシグネチャー素材でもある「RAINTEC(レインテック)コットン」を採用。生地の間に天然ゴムの代わりに透湿防水フィルムを挟んだもので、ゴム引きコットンを思わせる表情感と優れた機能性を兼備している。使い込む程に風合いが増していくので、多少乱雑に扱ってもそれが味となるのも大きな魅力だ。奥はシャイニーなナイロン素材を使ったもの。どことなくミリタリーライクな面持ちが、装いを今っぽく仕上げてくれる。

どちらも程よいブリムの長さのシンプルなシルエットで無理なくスタイルに取り入れやすい。中央にあしらったブラックのロゴパッチと、通気性を高めると共にデザイン的なアクセントを添えるシルバーアイレットなど、過不足のないディテールが大人にはちょうど良い。

問い合わせ先

マッキントッシュ青山店 

TEL:03-6418-5711

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PHOTO :
多田 悟(Rooster)
STYLIST :
仲唐英俊(TABLE ROCK.STUDIO)
WRITING :
佐藤哲也
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