村木宏衣さん指南｜マスクだるみの輪郭がシャープに！あご下プッシュの小顔メソッドとは？

マスクで顔の下半分が隠れているため、私たちは顔の表情筋を以前より動かさなくなってしまった…といわれています。これによって、表情筋は柔軟性を失い、加齢も加わり、たるみが進行しやすくなっています。

特に注意すべきはフェースライン。マスクによるたるみに加えてストレスによる食いしばりなども影響して、あご下にある「顎二腹筋」はガチガチに。これがもったりとしたフェースラインになってしまう原因のひとつなのです。

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下部分とあご先の下にもあり、食いしばりなどでも硬くなりやすく、顎関節症にも関わっている筋肉。あまりなじみがないので、ケアをしていない人がほとんどなのではないでしょうか。

そこで、村木さんが開発した「顎二腹筋をほぐす簡単メソッド」をご紹介。顔のコリがほぐれる感覚で気持ちがいいので、今すぐ試してみてくださいね。

■Step1：顎二腹筋をほぐすポイントの位置を確認

「顎二腹筋」とは、フェースラインに沿ったあご下部分とあご先の下にあります。左側は丸印の5カ所をプッシュしてほぐしていきます。右側も同様の位置をプッシュしてください。

ここをほぐすことで、筋肉が柔軟になり、血流がアップします。引き締める作用と老廃物を流す効果で、スッキリとした輪郭に。

■Step２：ポイント押さえながら、「あぐあぐ」と口を動かす

親指でポイントを押さえながら、「あぐあぐ」と口を開け閉めします。声は出さなくてもOKです。これをStep1で示したポイントの１カ所につき、６セットずつ行います。

フェースライン下は、あごの骨の内側をプッシュするのがコツ。爪を立てずに、親指の腹を使って行いましょう。

【まとめ｜マスクだるみの輪郭がシャープに！あご下プッシュの小顔メソッド４か条】
1. マスクをしているせいか、以前よりも表情筋を動かさなくなり、たるみが進行しやすい。
2. 特にフェースラインがもったりするのは、「顎二腹筋」が硬くなっているため。
3.「顎二腹筋」は、食いしばりなどでも硬くなりやすく、輪郭に大きく関わる筋肉。
4.「顎二腹筋」をほぐせば、引き締める作用と老廃物を流す効果で輪郭がスッキリ。

＊

以上、「マスクだるみの輪郭がシャープに！あご下プッシュの小顔メソッド」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は11月6日の更新です。お楽しみに！

村木宏衣さん

エイジングデザイナー

(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で顔が引き上がる　奇跡の頭ほぐし』（主婦の友社）。 そしてご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram

体験者：松藤あつこさん

（40歳・化粧品会社経営）

「マスクを外したとき、ゆるんだフェースラインにがっかりすることもあったので、とてもいい方法を教えていただきました。あご下をプッシュすると、顔全体がふわっと軽くなるようで、口も動かしやすくなるし、なんだか首のコリまでスッキリする感覚です。マスク生活で緩んだ輪郭をシャープに戻したいので、継続してケアしたいと思います」