“ラバコレ”の愛称で親しまれるG-SHOCKのペアウォッチシリーズ「G PRESENTS LOVER’S COLLECTION」のファーストモデルは1996年に発売された。当時を知るショップスタッフの間では今も、“発売日前日から店先に長蛇の列ができた”、“抽選販売時の当選倍率が1000倍超えた”といった、伝説が語り継がれている。
デビュー25周年を記念した「G-SHOCK」と「BABY-G」の2つのラバコレ
腕時計には以前から、同じモデルのメンズとレディースをペアでつけるコーディネートは存在していたが、ペアのパートナーを恋人に限定し、時計から愛のメッセージを発信するスタイルは斬新であり、イルカ・クジラとともに、1990年代に起こったG-SHOCKブームのトリガーとなった。その後もラバコレは恋人たちのクリスマスギフトの定番として歴史を重ね、今年で発売から25周年を迎えた。
ブラックを基調とした『LOV-21A』と『LOV-21B』の個性的なペア
記念すべて25thモデルは、聖夜をともに過ごす恋人たちに向け、あふれる愛をデザインに込めた『LOV-21A』と『LOV-21B』の個性的な2ペア。2ペアともに「永遠の愛の象徴」であるハートマークを数式で描く、“愛の方程式”がテーマ。「x²–ǀxǀy+y²=25」の方程式をグラフ上に表すとハートが現れることに着想し、デザインに落とし込まれている。
ブラックを基調とした『LOV-21A』は、デジタルとアナログのコンビネーションモデル『GA-110』と『BA-110』をベースに、黒板に描かれた愛の方程式をモチーフにデザイン。25周年を記念した★マークが、文字盤の25分位置に施される。
アイコニックなデジタルモデル「DW-5600」と「BGD-560」がベース
『LOV-21B』はG-SHOCK、BABY-Gのアイコニックなデジタルモデル「DW-5600」と「BGD-560」をベースモデルに使用して、方眼紙風に仕上げたマットホワイトベースのバンドに愛の方程式をプリント。バックライトが点灯すると液晶にハートのグラフィックが浮かび上がるロマンティックな仕掛けも隠されている。
聖夜の恋人たちを輝かせるペアウォッチ「PRECIOUS HEART SELECTION 2021」
ラバーズコレクションに加え、「PRECIOUS HEART SELECTION 2021」として2スタイルのペアウォッチも新たに登場する。『G-STEEL』と『G-MS』のペアは、若々しい英雄神で男性の象徴といわれる「火星」と美の女神で女性の象徴である「金星」がコンセプト。「恋愛の星」といわれ、ひかれあう2つの惑星それぞれのイメージがデザインに生かされている。
『GM-2100』と、ダウンサイジングさせた『GM-S2100』のペアウォッチは、夕暮れのクリスマスマーケットからインスパイアされたカラーリングが特徴。
どのモデルも恋人たちの冬のペアコーデを華やかなデザインで盛り上げてくれるから、大切なパートナーとお気に入りのモデルを選んではどうだろうか。
※価格はすべて税込です。
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- TEXT :
- 安藤政弘 ライター