JR東日本が2017年5月1日から運行開始する「TRAIN SUITE 四季島」は、上野駅から東北方面、コースによっては北海道・登別まで巡り、また上野駅へ帰ってくるクルーズトレイン。

TRAIN SUITE 四季島の内観。天井まで窓が広がる展望車 ©JR東日本
TRAIN SUITE 四季島の内観。天井まで窓が広がる展望車 ©JR東日本

日本の奥深さと色濃く変わる四季の移ろいを感じ、今までの人生にない体験と発見をしてほしい、というメッセージが込められたこの列車は、すべての客室がスイート以上。メゾネットタイプの四季島スイートとデラックススイートには、なんと湯船も設置。一方、足元に不安がある方のためには平屋になったフラットタイプの部屋も。乗客の希望や状態に沿ったさまざまなタイプの客室があります。

TRAIN SUITE 四季島の客室。左/フラットタイプの客室 右/メゾネットタイプの客室 ©JR東日本
TRAIN SUITE 四季島の客室。左/フラットタイプの客室 右/メゾネットタイプの客室 ©JR東日本

「TRAIN SUITE 四季島」の車内、車外でいただくお料理は、監修のシェフと料理長が1年以上前から東北各地を食べ歩き、これはと選んだ精鋭メンバーから提供されるそう。各地の名店の味を次々と堪能できるのが楽しみです。

樹木を思わせる壁が印象的なラウンジカー ©JR東日本
樹木を思わせる壁が印象的なラウンジカー ©JR東日本
東日本各地の滋味を堪能できるダイニングカー ©JR東日本
東日本各地の滋味を堪能できるダイニングカー ©JR東日本

さらに3泊4日コースでは、間の1泊は現地の宿に宿泊します。なんと2017年7、8月出発のプランだと、宿の選択肢のなかに、トラベルジャーナリスト・寺田直子さんが「一度は行きたいリゾート」に選んだハイエンドなリトリート、北海道の「坐忘林」も含まれています。

「TRAIN SUITE 四季島」外観 ©JR東日本
「TRAIN SUITE 四季島」外観 ©JR東日本

デビュー直後の2017年5、6月運行分については、最高倍率76倍を記録したプランもあり(平均は6.6倍)、しばらくはプラチナチケットとなりそうです。

問い合わせ先

  • TRAIN SUITE 四季島 TEL : 0570-00-7216
  • 「TRAIN SUITE 四季島」ツアーデスク(営業時間 10:00~17:30、休業日:水・土曜日)
  • 3泊4日 ¥750,000~950,000(2名1室利用時のひとりあたりの金額 税抜)
  • ※スイートは宿泊する宿により、料金が異なります。
  • 1泊2日 ¥320,000~450,000(2名1室利用時のひとりあたりの金額 税抜)
この記事の執筆者
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クレジット :
構成/安念美和子(LIVErary.tokyo)