カチューシャは、クラシックなガーリースタイルをつくると思ったら、大間違い。
今季は辛口コーディネートにバランスよくミックスさせて、上品なインパクト小物として活用するのが新鮮です。
お手本にしたい3人のアレンジを見ていきましょう。
■1:クロエ・アルシュは…シンプルな装いをエッジィに格上げするゴールドスタッズ
ファッションコンサルタント兼インフルエンサーのクロエ・アルシュが、パリで見かけられたときの着こなしです。
上品な光沢を放つサテン素材の黒ジャケットに、ブラウンの膝丈パンツを合わせていました。
ダークな色味かつシンプルなスタイリングなので、ゴールドスタッズがびっしりあしらわれたカチューシャが辛口のスパイスになっています。
カチューシャをつけると、背が高く見える効果も。
ここ最近、ファッショニスタたちのカチューシャのつけ方は、ヘアをセンターパーツにして、頭の中心に乗せる感じが主流のようです。
ぜひこのアレンジを参考にして、つけこなしてみてください。
■2:マンディ・ボークは…ネット付きのエレガントタイプなら美人力が確実に高まって
2021年3月、ベルリンでキャッチされていたモデル、マンディ・ボーク。
ウエストをマークしたジャケットに、レギンスパンツをコーディネートしていました。
全身の主役小物として、チュール付きのカチューシャをプラス。
ベースがカチューシャなので、ロイヤルたちのヘッドアクセのようにフォーマルになりすぎず、でもセンスよくこなれたムードをアピールできます。
合わせたコーディネートがフェミニンな装いでなく、クールなパンツスタイルというところも、今っぽいテイストミックスの決め手に。
デイリーのシーンに気負いなくつけてみると、かえっておしゃれ感が引き立つので、TRYしてみては。
■3:レオニー・ハンネは…小物と同系色にしてヘアをまとめるとなじみやすくスマート
人気インフルエンサー、レオニー・ハンネはパリでSNAPされたとき、ミリタリー風のコートを着用していました。
ベルトでウエストをマークし、インにタートルニットを合わせてドレスコート風に。
ベルトとバッグに使ったスパイシーなキャメルの同系色を、カチューシャでも投入。
彼女もセンターパーツにしたヘアにプラスしていますが、後ろでひとつに束ねていました。
カチューシャをダウンヘアでなく、すっきりまとめ髪につけるファッショニスタも多数見かけられています。
特にコートの肩にディテールがある場合、まとめたほうがスマートです。
ヘアよりワントーン濃い色味のカチューシャなら引き締め効果も。
カチューシャをつけて絵になるおしゃれを楽しんでいた3人をピックアップしました。
センターパーツにプラスしたり、カチューシャ×まとめ髪にすることで、旬のこなれた雰囲気が演出できます。
シンプルなスタイリングのアクセントになるインパクト小物として、注目してみてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀