ちょっとした時間があると、目的もなくスマートフォンやタブレットを触ってしまうのは、世界共通の現象。肩こりや眼精疲労といった肉体的な疲れはもちろん、デジタル機器を手放せないことで、気づかぬうちにストレスを受けています。
そんな現状に、いち早く着目したのがマンダリン オリエンタル ホテルグループ。世界中のグループ全体で、デジタル機器によるストレスの緩和を目的とした「デジタル・デトックス」に取り組むことに。
マンダリン・オリエンタル東京でも、2016年9月5日(月)からホテル内のスパにて、デジタル・デトックスができるプランが始まっています。
代表的なプランは80分間のトリートメント「デジタル・デトックス・リトリート」(¥38,500 /税・サービス料別)。
ソルト入りのアロマバスの入浴後、道具を使わない、人の手のみによる頭、目、首、肩、手足のマッサージで心身ともにリラックスできます。
さらに特徴的なのは、このプランを受けるためにスパに到着すると、携帯電話などのデジタル機器を預けることを推奨されること。これはスパのビジターに、スパの合間にもデジタル機器を手放さない人が多いのに着目。それでは真のリラックスは得られないと、デジタル環境からなるべく遮断し、リラックス効果を高めることを目的としています。もちろん、強制ではありません。
また、スパ施設内のリラクゼーションルームにて、手書きの日記やカードの執筆、塗り絵など、スパを訪れた人が体験できる各種アクティビティも用意。
これらも、デジタル機器に頼らないリラックスした時間を実際に体感することで、ふだんの生活でもデジタル環境を遮断する時間を取り入れる提案の一環なのだそう。
多かれ少なかれ、現代では誰しもが影響を受けているデジタル機器によるストレス。つい依存してしまいがちな生活習慣から、意図的にリセットする時間をもつ、きっかけづくりにも利用したいものです。
■「デジタル・デトックス」プログラム
お問い合わせ先/ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京
TEL:03-3270-8300 (スパ コンシェルジュ直通 9:00-22:00)
Eメール:motyo-spaconcierge@mohg.com
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- クレジット :
- 文/安念美和子