自社ファクトリーにてつくられる、高品質な靴で定評のあるフランスの「ジェイエムウエストン」。現在はメンズ&ウィメンズシューズだけでなく、バッグなどのプロダクトも手がけているが、この12月からは帆布(キャンバス生地)を使ったかばんで知られる京都『一澤信三郎帆布』とコラボレーションしたトートバッグを限定受注販売している。
ものづくりへのこだわりが導いた、日本の老舗とのコラボレーション


例えば「ジェイエムウエストン」のアイコニックなローファー「180」、または「一澤信三郎帆布」の道具袋「H-05」や「No.17」、ロングランなマスターピースアイテムで知られる両者。クラフツマンシップの尊重や素材の追求など、ものづくりへの姿勢にも共通するところが多い。また現在ジェイエムウエストンのアーティスティック・ディレクターを務めるオリヴィエ・サイヤールはかつて京都に住んだ経験を持ち、この「一澤信三郎帆布」がお気に入りのひとつだったという。
今回のコラボレーションでは、2種のトートバッグを展開。ボディには「ジェイエムウエストン」のブランドカラーに合わせたブルーの「一澤信三郎帆布」オリジナルコットン帆布を採用。ハンドルには「ジェイエムウエストン」が所有し、靴の底材などを供給しているフランス・リモージュの製革工場「タナリーバスタン」が手がける革が使われている。ヴェジタブルタンニングでなめされた緊密な組織の革は、「一澤信三郎帆布」のしっかりとした素材や丁寧なつくりと相性が良い。


大きめの「スナップファスナートートバッグ」は開口部をスナップで留める形。さらに開口部を折ることもできる。「2レイヤートートバッグ」は今回のコラボレーションモデルのために考案された二重底仕様。ともに手持ちも肩がけも可能なサイズ感で、内部にジップで開閉するポケットを備えている。また、底部には底鋲が配されている。
これらふたつのトートバッグは受注生産で、商品のデリバリーは2〜4か月後を予定している。受付店舗はジェイエムウエストン 青山店、丸の内店、阪急メンズ大阪店、京都 BAL 店、オフィシャル EC サイトの5店舗。春夏の爽やかな季節に使うことを念頭に、オーダーしておくのもいいだろう。
シルバーをフィーチャーした「ジェイエムウエストン」のクリスマスコレクション




一方で、クリスマスシーズンに向けたカプセルコレクションも展開中。シルバーメタリックカラーのグレインカーフを使った「シグニチャーローファー #180」や、ディープブルースエード&シルバーレザーキルト(別売り)の「ゴルフ #641」など、この季節ならではの華やかな印象の靴がラインナップされている。さらに各モデルともメンズとウィメンズ双方のサイズが用意されている。
※価格はすべて税込です。
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- MEN'S Precious編集部
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- EDIT&WRITING :
- 菅原幸裕