綺麗な風景や気になるシーンをデジタルカメラに収めるのは、日常的になった。かつて、洋の東西を問わず、詩人や哲学者はノートに絵筆を走らせ、視覚を留めた。記憶に残るのはどちらか……。
かといって、いつも画材を持ち歩くわけではない。ただ、時間が許すなら、画材を携えて避暑地の描写や、頭に浮かんだ抽象的な形を描くのも、知的で贅沢なひとときだ。
少年時代にもあってほしかった、絵描き仕様の色鉛筆フルセット
ファーバー カステルの水彩色鉛筆

水彩色鉛筆は、まず色鉛筆でモチーフを形取り、水を含ませた筆で絵をなぞれば、水彩画のようなぼかしが楽しめる。ウィリアム・ターナーの世界にも近づけそうだ。

- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年夏号より
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- PHOTO :
- 戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 石川英治(tablerockstudio)
- WRITING :
- 矢部克已(UFFIZI MEDIA)