【目次】
- 【丈別】「ミニ」「ミディ」「ミモレ」「ロング」
- 【形別】「フレア」「Aライン」「Iライン」「テントライン」
- 【デザイン別】「カシュクール」「シャツ」「ハイネック」「キャミソール」「ノースリーブ」「パフスリーブ」「オフショルダー」「ティアード」「ベルテッド」「ボウタイ」
- 【素材別】「ニット」「リネン」「デニム」「コーデュロイ」「サテン」「レザー」「スウェード」「レース」
- 【柄別】「チェック」「ボタニカル」「ドット」「アニマル」「ストライプ」
【丈別】「ミニ」「ミディ」「ミモレ」「ロング」
一口にワンピースといっても、「丈」が違うだけで印象ががらりと変わります。導きたい印象に合わせ、ワンピースの丈をチェックしてみてくださいね。
「ミニ」
ミニ丈ワンピースとは、膝より上の丈のワンピースの総称です。チアフルで生き生きと、そしてアクティブなムードを醸せます。中でも極端に短い丈のワンピースはマイクロミニワンピースと呼びます。
「ミディ」
フランス語で中央という意味の「ミディ」ワンピースは、膝中央から膝下くらいの丈のワンピースのこと。ミニスカートよりも大人らしくきまるだけでなく、膝下の脚が見えるので軽やかさも両立できます。
「ミモレ」
ミモレもフランス語で半分という意味のミ、ふくらはぎという意味のモレが組み合わさった言葉で、ふくらはぎの中間くらいの丈になります。上品かつエレガントに導きたい時におすすめ。さらにふくらはぎ中間から足首を覗かせることで、華奢に見える効果が期待できます。
「ロング」
ミモレ丈より長い丈のワンピースは総称して「ロング」ワンピースとなります。脚のラインをカバーしながら、こなれた雰囲気を醸してくれる優れもの。また、くるぶしよりも下の丈のワンピースは「マキシ」ワンピースと呼びます。
【形別】「フレア」「Aライン」「Iライン」「テントライン」
「形」を変えるだけでも、フェミニンが際立ったり、大人らしくきまったり…。代表的な形のワンピースを4選お届けします。
「フレア」
“広がる”という意味を持つ「フレア」ワンピース。ふわりと広がった形なので、フェミニンな印象を強調したいときに取り入れたいです。見本のようなミニ丈なら愛らしく、ロング丈ならドラマチックにきまります。
「Aライン」
まさにアルファベットのAのように、裾にかけてなだらかに広がる形を「Aライン」ワンピースと呼びます。フレアよりも広がらないので、大人らしさとフェミニン両方を叶えたい時にぴったり。
「Iライン」
アルファベットのIのように広がりのない形を「Iライン」ワンピースといいます。スタイリッシュなムードが手に入るだけでなく、縦長効果が生まれるのでスタイルアップに繋がるのが高ポイント。
「テントライン」
「テントライン」ワンピースとは、テントのように布をたっぷりと使った形のことで、Aラインよりも広がりが大きいのが特徴です。ゆったりとした形で締め付けがなく、コンフォートに着用できる一枚。通気性の良さから、春夏に取り入れられることが多いです。
【デザイン別】「カシュクール」「シャツ」「ハイネック」「キャミソール」「ノースリーブ」「パフスリーブ」「オフショルダー」「ティアード」「ベルテッド」「ボウタイ」
ここからは「デザイン」別のワンピースの種類をご紹介します。華やかさを上乗せしたり、スタイリッシュに導いたりと、思い思いのデザインを選んでみてくださいね。
「カシュクール」
フランス語で“胸を隠す”という意味の「カシュクール」ワンピースは、胸元部分が着物のように打ち合わせになったデザインが特徴で、リボンやボタンで留める仕様になっています。胸元がVネックになるので、品よくシャープな印象に着地。
「シャツ」
「シャツ」ワンピースは、シャツのように襟がついていたり、またはボタンダウンで着るデザインのワンピースのことです。きちんとした印象に整うので、オンのシーンでも頼れるアイテム。
「ハイネック」
首部分が立ち上がったデザインである「ハイネック」ワンピース。上品に、そして凛とした表情にきめたい時におすすめです。
「キャミソール」
細い肩紐で吊るした、袖なしのワンピースである「キャミソール」ワンピースは、一枚で着用するのはもちろん、レイヤードアイテムとしても活用しやすいです。また、見本のように極端に細い肩紐は「スパゲッティストラップ」と呼びます。
「ノースリーブ」
袖なしワンピースの総称である「ノースリーブ」ワンピース。見本のようなフレアシルエットのノースリーブワンピースなら、一枚でメリハリしっかりに整います。またIラインシルエットであれば、縦長効果を上乗せできます。
「パフスリーブ」
肩や袖口にギャザーまたはタックをいれることで、袖部分に膨らみを持たせたデザインが「パフスリーブ」ワンピースです。フェミニン、そして品の良い印象がぐっと盛り上がり、立体感もばっちり。
「オフショルダー」
もともと肩を露出するようになったデザイン、または露出できるつくりになっているのが「オフショルダー」ワンピース。肩やデコルテといった華奢な部分を強調することで、顔をすっきりと見せる効果が期待できます。
「ティアード」
“段/層になった”という意味の「ティアード」ワンピースは、フリルやギャザーを数段重ねたデザインが特徴です。一枚で立体感がしっかり確保できるので、テクニック要らずでコーディネートが様になるのが高ポイント。
「ベルテッド」
ワンピース本体と共布のベルトが付いていたり、ベルトがセットになったワンピースを「ベルテッド」ワンピースと呼びます。きゅっとウエストマークしくびれを強調することで、スタイルとメリハリアップに繋げて。
「ボウタイ」
蝶結びできるネクタイがついた「ボウタイ」ワンピースは、顔周りを華やかに、そしてエレガントに導いてくれます。見本のように蝶々結びするのはもちろん、あえてタイを垂らして抜け感を作る着こなしもおすすめです。
【素材別】「ニット」「リネン」「デニム」「コーデュロイ」「サテン」「レザー」「スウェード」「レース」
柔らかなニットやつややかなサテンなど「素材」の種類も豊富なワンピース。改めて、それぞれの特徴を押さえましょう。
「ニット」
ニット編みでできた「ニット」ワンピースは、そのぬくもりある表情がまとう人に優雅な印象を授けます。ざっくり編みやリブ編みなど、ニットの編み方で印象がまた変わってくるのも楽しいです。
「リネン」
亜麻でできた織物で作られるのが「リネン」ワンピース。特有のシャリ感があり、洗練された雰囲気を演出することができます。また、触れるとひんやりすることや速乾性に優れているため、春夏アイテムとして取り入れられることが一般的。
「デニム」
親しみ慣れた「デニム」生地で作られたワンピースは、カジュアルな雰囲気を演出したい時におすすめです。軽やかかつアクティブにきめて、ワンピースならではの甘さは控えめに。
「コーデュロイ」
縦畝が特徴の綿織物である「コーデュロイ」でできたワンピース。特有の起毛感があり、ぬくもりを感じさせます。カジュアルながらも適度なツヤがあり、畝も相まって立体感をしっかり確保できます。
「サテン」
縦糸または横糸だけが表に現れるような織り方をした「サテン」は、フラットで光沢のある見た目が特徴です。上品で華やかにきまるので、ワンピース一枚で抜群の威力を発揮。
「レザー」
「レザー」またはそれを模したエコレザーを使ってできたワンピースのこと。モードな印象になるので、都会的にきめたい時におすすめ。ツヤの強いレザーや、なめらかでマットな光を放つレザーなど、質感によってもまた印象が変わってきます。
「スウェード」
なめした裏革を短く毛羽立たせたものである「スウェード」、またはエコスウェードを使ったワンピースのこと。手触りがなめらかで、特有の光沢があります。
「レース」
透かし模様の「レース」でできたワンピースは、華やぎたっぷりのアイテムです。見本のような総レースならぐっとエレガントな雰囲気に着地。部分的なレースなら、デイリーでも活用しやすいです。
【柄別】「チェック」「ボタニカル」「ドット」「アニマル」「ストライプ」
最後に、代表的な「柄」を使ったワンピースの種類をご紹介します。柄を取り入れることで、ファッションが与えてくれる高揚感を存分に堪能して。
「チェック」
タータンやギンガムなど、様々な種類がある「チェック」。チェック柄のワンピースなら、華やかながらもそのクラシカルさで品よくまとめることができます。
「ボタニカル」
“自然の”という意味である「ボタニカル」柄は、花や葉、草木などの自然をモチーフにした柄ワンピースのことです。小花柄ならフェミニンに、見本のようなグラフィカルなプリントならスタイリッシュになるので、お気に入りのボタニカル柄を見つけてみてはいかがでしょうか。
「ドット」
水玉模様である「ドット」ワンピースを使えば、爽やかで好印象に着地します。クラシカルな趣を漂わせ、凛とした装いを完成させて。
「アニマル」
見本のようなレオパードや、パイソン、ダルメシアンなどの「アニマル」柄ワンピースは、辛口フェミニンを味わうのにぴったり。ぐっと都会的に、大人らしくきまります。
「ストライプ」
縞模様である「ストライプ」ワンピースは、涼感や清潔感をアピールできるので好印象間違いなし。また縦長効果が加わるので、スタイルアップに繋がるのも頼もしいです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香