2020年にスコットランド中西部のオーケンレックにて創業した「オーケンコール」。かつて衣料品や服飾雑貨など、モノ作りで栄えたこの地には多くのファクトリーが点在し、職人たちがイギリスの小売市場を支えてきた。やがて生産拠点がアジアに移り、産業は縮小し、多く見られた工場も数少なくなってしまったが、職人の技術とともに、再びイギリスのモノ作りを盛り上げようという思いで創業されたのが「オーケンコール」である。良いものを長く使うという英国の伝統を今に伝える貴重な存在だ。

取り外し可能なフードがついた、「オーケンコール」のスタンダードなキルティングコート

キルティングコート¥49,500(ブリティッシュメイド 青山本店〈オーケンコール〉)
キルティングコート¥49,500(ブリティッシュメイド 青山本店〈オーケンコール〉)

綺麗なAラインシルエットと、ラグランスリーブによりゆったりとした着心地が特徴の「オーケンコール」のスタンダードなキルティングコート。フロントボタンはスナップ仕様になっていて上品な印象があり、着脱しやすいのも嬉しい。キルティング生地は両面とも撥水加工を施しているので、多少の雨であっても問題なく着用可能だ。また、軽量であり保温性を兼ね備えた中綿入りのキルティングは、上品でありカジュアル感もあるので様々なスタイリングに対応できる便利な1着。長めの着丈だから、スーツの上から着用するのもおすすめだ。

ネイビートーンでモダンブリティッシュな雰囲気を楽しむ

キルティングコート¥49,500〈オーケンコール〉・ニット¥18,700〈マカラスター〉・シャツ¥15,400〈ブリティッシュメイド〉・パンツ¥39,600〈ブラックホース レーン アトリエ〉・靴¥81,400〈ジョセフ チーニー〉以上/ブリティッシュメイド 青山本店、マフラー¥25,300(渡辺産業プレスルーム〈ジョンストンズ オブ エルガン〉)

ネイビーのキルティングコートには、ブルーのシャツ、インディゴデニムとブルーグラデーションの合わせにマスタードカラーのニットを合わせるのがおすすめだ。そこに「ジョンストンズ オブ エルガン」のカシミヤマフラーを巻けば、真冬でも十分通用する。また、足元は質実剛健な作りの「ジョセフ チーニー」のフルブローグシューズを合わせて、モダンブリティッシュな雰囲気で装うのがいいだろう。

以上、「オーケンコール」のキルティングコートを紹介した。軽量ながらも高い保温性を備え、オンオフの使い分けが簡単にできる1着は用意しておいて損はないアイテムといえよう。

※価格はすべて税込です。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹