「生豆」ってなんと読む?「なままめ」?「きまめ」?

明日・1月21日は『スイートピーの日』です。

スイートピーは、左右対称の花弁1、2、1枚で構成されていることから、1月21日が選ばれました。また、この時期いちばん香り豊かに、きれいに咲くのだとか。明日は、ご自宅に可憐なスイートピーを飾ってみてはいかがでしょうか?

スイートピーはマメ科の植物なので、「ピー」は、英語の「pea(豆)」を表しています。

…という事で本日は「豆」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「豆汁」ってなんと読む?

「豆汁」という日本語の、読み仮名1文字の、正しい読み方をお答えください。

ヒント:「水にひたした大豆をひきつぶして乳状にしたもの。豆腐などの原料。」という意味の言葉です。

<使用例>

「毎日豆汁を扱っているからか、豆腐屋さんの手はとてもきれいですべすべね!」

二文字熟語ですが、読み仮名1文字でお答えください。
二文字熟語ですが、読み仮名1文字でお答えください。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 豆汁(ご) です。

お豆腐に詳しい方は、正解できたのでは?
お豆腐に詳しい方は、正解できたのでは?

「豆汁(ご)」という読み方と、「豆汁(ごじる)」という読み方があります。

「豆汁(ご)」と読む場合は「水にひたした大豆をひきつぶして乳状にしたもの。豆腐などの原料。」を指し、

「豆汁(ごじる)」と読む場合は、「豆汁(ご)」もしくは、「やわらかくした大豆をすりつぶしたものを入れた味噌汁」を指し、「呉汁」「醐汁」とも表記します。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「生豆」ってなんと読む?

「生豆」という日本語の、正しい読み方をお答えください。

ヒント:「なまのままの豆。焙煎する前のコーヒー豆。」を指す言葉です。

<使用例>

「この生豆は、ライトローストでフレッシュな飲み方が良さそうね。」

2通りの読み方が思い浮かぶのでは?…どちらが正解?
2通りの読み方が思い浮かぶのでは?…どちらが正解?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 生豆(きまめ/なままめ) です。

どちらも正解とします。解説をお読みください。

「生豆」は、辞書などでは「生豆(きまめ)」という読み方が採用されている例が多く、コーヒーの専門家でも、若い世代は「生豆(きまめ)」と読む例が多いようですが、

昔からのコーヒー専門家の間では「生豆(なままめ)」という読み方が通例的に使用されているようです。

言葉は、時代や場所で変化するものですので「生豆」に関しては、どちらが正解、とするのはナンセンスかもしれません。

***

本日は、明日・1月21日『スイートピーの日』にちなんで、「豆」という字の入った日本語から、

・豆汁(ご/ごじる)

・生豆(きまめ/なままめ)

などの読み方をおさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:極上珈琲生豆本舗ウェブサイト/WINGBEAT COFEE ROASTERSウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱