アウターに求められる条件は色々あるが、長く着るためにはまず“丈夫”であることが大前提だ。毎日身にまとうものであるなら、防水性や動きやすさなどの機能性も忘れてはならない。そんな条件を満たしているのが『ウールギャバジン』素材を使ったコートだ。
ウールを高密度に織り上げたこの生地は、シワになりにくく、耐久性はもちろん防水性も併せ持ち、独特な光沢と重みがあるため生地のドレープ感も楽しめる。そして重要なのは、季節を選ばず着用できるという点だ。ウールといっても起毛感のない生地感なので、秋から春のアウターとして活躍するのはもちろん、風を通しにくいため、真冬でも中にしっかりと着込めば十分に対応できる。つまり上質な作りの『ウールギャバジン』のコートが1着あれば、アウターについてもう悩む必要がないということだ。
シーズン問わず着用できる「コンチェット」のウールギャバジンコート
「コンチェット」のウールギャバジンコートは、ミリタリーのアーカイブを参考にしたクラシックなデザインで、流行りに流されない普遍性のあるコートだから何年にも渡って、ワードローブの第一線で活躍することだろう。いわゆる1枚袖仕様の美しいショルダーラインは、古きよき服作りを感じさせ、たっぷりした身幅とウールギャバジン素材との相性は良く、美しいドレープ感を楽しめるのも魅力だ。ベルト付きなのでウエストを絞ることにより男らしいシルエットを演出でき、ややダークトーンのベージュカラーは、スタイリングを選ばず、汎用性の高さは間違いない。男の1着として、「コンチェット」のウールギャバジンコートは理想的といえるだろう。
現代的な解釈で着こなすミリタリースタイル
ミリタリーを出自としたコートなので、カーゴパンツといったアイテムや、オリーブグリーンのカラーとの相性は抜群。とはいえ完全なミリタリーでなく、あくまで現代的な印象で着こなしにするのがポイント。フェイクスエードのブルゾンに、マフラーを合わせてカジュアルな雰囲気を出しつつも、ジョンロブの美しいブーツを合わせて大人の上質感をまとわせるのがおすすめだ。
以上、「コンチェット」のウールギャバジンコートを紹介した。ひと昔前と比べて洋服の種類も多様化し、さまざまなスタイルが楽しめるようになった。色々な洋服をその日の気分に合わせて着替えるのも良いが、1着の洋服をとことん使い倒すのもまた男らしい魅力がある。特にアウターは着ている人の人間性を表すアイテムであり、長年着込まれたアウターは新品のそれとは違った存在感があるものだ。使い倒してあなたなりの“味”をしっかりと出していただきたい。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 土屋大樹