最新のトレンドアイテムを纏うのも楽しいけれど、年齢を重ねると、信頼できる確かな名品を身に着けたい。とくに肌に直接触れる下着は、自分のからだに合う安心できるものを大切に着たいと思う大人の女性は少なくありません。そんな方々にオススメしたい「名品下着」をランジェリーライターの川原好恵さんがセレクト。
今回は、川原さんが25年以上も愛用しているという「ツェルマット」の3本ストラップショーツをご紹介します。
下着のプロが25年以上も愛用し続ける名品ショーツを公開!立体裁断技術と丁寧な縫製で作られた、美しい佇まいの日本製ショーツ
「ツェルマット」が誕生したのは1983年。その誕生のときから今に至るまで貫かれているのが、独自の立体裁断技術と丁寧な縫製。上質なレースを使い、縫製も染色も全て日本で行われています。「ツェルマット」というブランド名は、スイスのツェルマットという町の、美しい風景と景観を守り続ける精神への共感に由来したもの。そこからも、このブランドのフィロソフィーが伝わります。
創業時デザイナーの「インポート下着のように美しく、それでいて日本人の体型に合うランジェリーを作りたい」との想いから、立体裁断によるパターンを作り上げ、それはデザインとともに今に受け継がれています。お尻はすっぽり包み込みつつ、決して美しさを損なわない、名品ショーツです。
長く愛される理由は、お尻を包み込む秀逸な立体パターン
「ツェルマット」のショーツは様々なデザインがあり、私も深ばきのボックスショーツやソング(Tバック)など持っていますが、はく回数も一番多く、最も長く愛用しているのが、この3本ストラップショーツです。
このショーツと初めて出会ったのは、25年以上前のこと。その頃に比べるとお尻の形も肉質も変化していますが、変わらず包み込んでフィットする頼りになるショーツです。もちろん、その間に買い替えていますが、繊細さと同時に耐久性もしっかり備えています。
開放感とスタイリッシュな雰囲気を兼ね備えたハイレグカット
秀逸な立体設計ではき心地がいいのはもちろんのこと、ボトムにひびきにくいのも、着用頻度が高い大きな理由。総レースで脚口にゴムを使っていないので段差ができず、レース表面の凹凸もほとんどなくフラット。
それに、脇が伸縮性のあるストラップだけのハイレグカットなので、鼠蹊部を締め付けない開放的な着用感も魅力です。年齢を重ねるとお腹周りが気になって、面積が小さいビキニショーツより、すっぽり包む大きめショーツを選びがちに。でも、やっぱり華奢なショーツもはきたい…そんな大人の女心を、程よいバランスの股上と脇ストラップのデザインが満たしてくれます。
ブラジャーに合わせて選べる10色以上のカラー展開も魅力的
「ツェルマット」のショーツはほとんどが10色以上の展開。どのデザインも定番カラーが10色程度あり、シーズンカラーが1〜2色追加されます。
例えば「インポートのブラジャーを買ったけれど、ショーツがしっくりこない」という経験は私にもあります。そんなときは無理に上下セットで選ばず、ショーツは豊富な色を揃える「ツェルマット」で近い色をセレクトしています。それは、機能性と美しさを兼ね備えているショーツだからこそできる、賢い選択です。
ブラジャーはもちろんですが、ショーツもフィット感が悪いと一日中気になるもの。日本人のために作られた「ツェルマット」の3本ストラップショーツで、心地いい着用感とスマートなシルエットを叶えてください。
※掲載した商品はすべて税込み価格です。
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- TEXT :
- 川原好恵さん ランジェリーライター
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- PHOTO :
- 黒石あみ(小学館)
- WRITING :
- 川原好恵
- EDIT :
- 石原あや乃