「エルメスの白いバッグ」と「グリーンランドの白い世界」を、銀座で一緒に楽しむ
仕事でもプライベートでもシーンに合わせて使え、持つだけで自信と品格を与えてくれる、メゾンブランドのバッグたち。現代に生きる大人の女性にとって、とても重要な存在ですよね。そしてまた一方、絵画や写真、音楽などの芸術に触れ、自身の感性を高め、日々の生活を豊かにしていくことも、大人の女性にとって必要な要素ですよ。
そんな理由から、「このイベントへこのバッグで行けば気分が上がる！」「このバッグでこの街へ行けば颯爽と歩ける！」という、「バッグ×街歩き」をコーディネートしてみました。
今回の街歩きは、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催中の『「グリーンランド」中谷芙二子+宇吉郎』展が舞台。銀座でショッピングをしながら、時に老舗の喫茶店で一休みをし、展覧会にも持っていきたいバッグとなると、アート性が感じられる、モダンなデザインのものに違いありません。
そこで選んだのが、エルメスの「ボリード」。いつものお仕事スタイルでは、ミニマルなコーディネートに合わせている「真っ白なバッグ」に、存在感のあるストラップを付けると、たちまちアーティーな表情へと変化。霧と雪を操る中谷親子の壮大なインスタレーションを、洗練のたたずまいで堪能することができるはずです。
着こなしに芸術性を感じさせてくれる、上質レザーのホワイトバッグ
収納力も抜群に優れた正統派バッグ「ボリード」は、デイリーのお仕事シーンからお出かけまで、マルチに活躍してくれる、大人の女性の相棒的存在です。何色にも染まれるミニマルなバッグこそ、アレンジする楽しみを与えてくれます。エルメスファンの間で話題沸騰のストラップ「バンドリエール」に付け替えて、自分の新しい表情を引き出してみてはいかがでしょうか？ バッグ「ボリード 1923」【縦14.5×横18.5×マチ7.3㎝】 ¥605,000・バンドリエール「カヴァル」【25㎜×10.5㎝】 ¥121,000（ともに税抜）
この洗練バッグを携えて訪れるのは、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催中の『「グリーンランド」中谷芙二子+宇吉郎』展。どこか幻想的なムードを漂わせる、個性的なストラップを合わせて、グリーンランドの壮大な自然をテーマにしたインスタレーションを楽しみます。
娘と父が初共演をするインスタレーション「グリーンランド」展
霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子氏と、世界で初めて人工的に雪の結晶をつくり出した科学者で中谷の父・宇吉郎氏が初共演をする本展。いったいどのような内容になっているのでしょうか？
「雪は天から送られた手紙である」というフレーズで有名な科学者、中谷宇吉郎氏は、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくり出したことでも知られています。
科学の真理を、大自然と人間との協働作業のなかに見出した宇吉郎氏の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる芙二子氏に、強く影響を与え続けてきました。
晩年の宇吉郎氏が雪氷研究に打ち込んだ地・グリーンランドをタイトルに掲げた本展では、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立て、その室内で芙二子氏の新作やグリーンランドの写真などが、多数展示されています。
宇吉郎氏が遺したユーモラスな言葉の数々と、芙二子氏が建築や音楽、ダンスや光など、他ジャンルのアーティストとともに制作した作品が共鳴し、生み出される新たな世界。常に変化する自然や環境に対峙してきたふたりの対話からは、人間のもつ「チャレンジ精神の強さ」を感じ取ることができます。
好奇心あふれるふたつの感性が響き合って放つメッセージを、自分らしいアート感を加えたコーディネートで愉しむ喜び…。雪の舞う冬という季節に、「白いボリード」を持って、白銀の世界のアート展を観に銀座へ。なんとも心躍る「街歩きコーディネート」、是非実際にお試しいただければと思います。
展覧会詳細
- 「グリーンランド」中谷芙二子+宇吉郎展詳細
- 会期／2017年12月22日（金）〜2018年3月4日（日）
- 時間／月〜土曜 11:00〜20:00（最終入場19:30）、日曜 11:00〜19:00（最終入場18:30）
- 定休日／不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる。
- 入場料／無料
- 会場／銀座メゾンエルメス フォーラム
- 住所／東京都中央区銀座5-4-1 8階
- TEL：03-3569-3300
問い合わせ先
- エルメスジャポン TEL：03-3569-3300
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING ：
- 石原あや乃
