絶賛トレンド継続中のアウトドアファッションであるが、専門ブランドがつくる本格的なアウターよりも、テーラーなどファッションに長けたブランドが、自社のノウハウを取り入れてつくったアウトドアウエアに魅力を感じることもある。屋外レジャーや、街着のアイテムとして欠かせないアウターだからこそ、機能性だけでなくファッション性も意識して選びたいものだ。そこで、注目したのがモダンプレッピースタイルをベースにさまざまなアイテムを展開する「バークレイ」のフィッシングジャケットだ。

機能性とデザインを両立させた「バークレイ」のフィッシングジャケット

アウター¥47,300・シャツ¥14,300・パンツ¥22,000(ダイドーフォワード〈バークレイ〉)、靴¥155,100(リエート〈サントーニ〉)

どことなく英国カントリースタイルを彷彿とさせる、クラシカルなフィッシングジャケットのディティールを現代的にブラッシュアップした1着は、野暮ったさを感じさせず、ショート丈のシルエットが愛らしい雰囲気を感じさせる。フラップのついた大きめのポケットが配されているから、財布やスマホをはじめとした、あらゆる小物類を収納可能だ。“手ぶら派”にはたまらなく嬉しいが、詰め込み過ぎには注意したいものだ。

また、裏地には「マドラスチェックシャツ」の生地を取り入れたことで、ファッション性としての遊び心もある。着こなしはシンプルにスラックスとシャツを合わせてもいいが、同ブランドから展開されている『マドラスチェック』の生地を使ったシャツを合わせるのもおすすめだ。

以上、「バークレイ」のフィッシングジャケットを紹介した。アウトドアウエアはそれ単体で存在感のあるアイテムであるが、ファッションを専業とするブランドが展開するアイテムは、コーディネートを考えて作られているから取り入れやすいという利点もある。機能性とデザイン性を両立させた「バークレイ」のフィッシングジャケットで、アウトドアスタイルを気軽に楽しんでいただきたい。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹