イタリアのミラノにて1945年に創業した「ソレシティ」は、老舗の毛皮メーカーでありながらも、近年はモダンラグジュアリーを軸に多彩な素材使いで多岐にわたるアイテム展開をしている。その中でも今作のフィールドジャケットは、リネンを100%使用しシャツのように薄く仕立てることでミリタリーの重厚感を払拭している。柔らかく軽い着心地を実現したフィールドジャケットは、モダンラグジュアリーを体現した1着といえるだろう。
無骨なミリタリーアウターであっても、リネンとレザーのコンビで違った印象に!
ミリタリーの定番『M-65』をベースに、肩章などのディテールを省略することでモダンに仕上げた「ソレシティ」のフィールドジャケット。着丈の長いボックスシルエットが柔らかなリネン素材と相まって、ミリタリーアイテムにはない優雅な印象を放ち、襟やフラップポケットに見られる繊細なレザーパイピングや袖裏に薄く施されたレザー使いが、高度な職人技を垣間見せるとともに適度なアクセントとなり、軽快なリネンの中にもほどよい高級感を与えている。ウエスト内側にはドローコードを配し、コーディネートに合わせてシルエットに変化をつけて着こなしたい。
ビタミンカラーを合わせてミリタリーコーデを軽快に!
リネンの軽い風合いが特徴的な「ソレシティ」のフィールドジャケットは、季節感をもたせてさらなる軽快な着こなしを心がけたい。そこで、今季のトレンドでもあるカラーシャツの出番だ。ビビッドなオレンジカラーを重めなブラウンカラーの中から覗かせることで、派手になりすぎることなく爽やかで軽快感のある印象を与えられる。パンツや小物は上半身のトーンに合わせてすっきりとまとめよう。
以上、「ソレシティ」のフィールドジャケットを紹介した。『M-65』をベースにしたアウターではあるが、それをリネン素材にしたことで、柔らかい印象に仕上がっている。シャツ感覚で気軽に羽織れるから、何か上に1枚欲しい時などにも重宝しそうだ。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
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