2015年に紳士靴下ブランドとしてスタートした「fukuske」は、“くらしを変える、一足を。”をコンセプトに、糸選びから編み立て、染色まですべての工程にこだわった高品質のアイテムを展開。現在は婦人用靴下も含めて幅広いラインナップを取り揃えており、性差や年齢を問わない幅広い層からの支持を獲得している。

耐久性と柔らかな肌触りを両立したビジネスパーソンに最適なソックス

靴下各¥1,100(福助〈fukuske〉)

「fukuske」の靴下の特徴として挙げられるのが、柔らかな肌触りと優れた耐久性の両立である。これは特徴の異なる2種類の綿を組み合わせた「二層構造糸」と呼ばれるブランドオリジナルの糸がもたらすもの。その糸もすべてガス焼きという加工を施すことで、細かな毛羽を焼いて表面を均一にしており、それが表面の滑らかさに結び付いている。

また、編み立てにおいては、脚の形に沿ってふくらはぎや足首など、部位ごとに度目を変えることでフィット感を向上させた。そして、ソックスの履き心地を決めるつま先部分の縫い合わせは、職人が1目ずつ縫い上げる“ハンドリンキング”を採用。足に当たるごろつきがないフラットな縫製は、つま先の不快感を一切感させない。他にも、美しい発色を生むために日本酒にも使われる兵庫県加古川の伏流水を使った染色工程や、繊細な靴下が気温や湿度によって履き心地と見た目に影響が出ないよう、工場内を24時間365日一定の温度・湿度に保つなど、そのこだわりは枚挙にいとまがない。シックなカラーから鮮やかな色合いまで、全8色からなるカラーバリエーションも魅力。

何より、これだけの手間暇と労力をかけたこだわりのアイテムが、税込1,100円という良心的な価格設定にも驚かされる。毎日着用するものだけに、上質かつ買い求めやすい価格とあれば、もはや指名買い必須といえよう。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

福助

TEL:072-223-2275

この記事の執筆者
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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
河又雅俊
WRITING :
佐藤哲也