スターの手形広場、を覚えておられるだろうか。新規開業となった東京ミッドタウン日比谷に隣接している商業施設、日比谷シャンテの前庭部分にはめ込まれていた、東宝スター達の手形のレリーフが場所を移動。新たに、ザ・スター・ギャラリーとして展示されている。

場所は、東京ミッドタウン日比谷と日比谷シャンテを繋ぐ、新設された地下道。その壁面に、新旧のスター達の手形が、直筆サインとともにはめ込まれている。

高倉健はじめ、日比谷にゆかりのあるスターが続々

一見地味なスペースに綺羅星のごとくスターの手形が!

地下鉄日比谷駅から直結。東京ミッドタウン日比谷側から、日比谷シャンテに向かう方向を撮影。
地下鉄日比谷駅から直結。東京ミッドタウン日比谷側から、日比谷シャンテに向かう方向を撮影。

ざっとあげてみても、浅丘ルリ子、石坂浩二、植木等、上原謙、緒形拳、勝新太郎、岸恵子、菅原文太、高倉健、吉永小百合など、綺羅星のごとく、スターが並ぶ、その数、総勢77名。

その中には、海外のスターもおり、ジャッキー・チェン、ジョディ・フォスター、シルベスター・スタローン、トム・クルーズなども。

そして、世界的スターに混じって、ユニークなドル箱スターの手形も。

ここでしか見られないはず? ドラえもんの手形!

これがドラえもんの手形だ! トム・クルーズ、シルベスター・スタローンなど、錚々たるスターと同格の大物ぶり。興行成績を考えるとそれも納得。
これがドラえもんの手形だ! トム・クルーズ、シルベスター・スタローンなど、錚々たるスターと同格の大物ぶり。興行成績を考えるとそれも納得。

それが、ドラえもん! ドラえもんの手形って一体どうなってるんだっけ? と不思議ではありませんか? 日比谷エリアを訪問した際は、一見地味だけど、その実、最も絢爛豪華なこのザ・スター・ギャラリーを見ずしては訪問の甲斐はないとさえ言い切ってしまいたい。

そもそも、日比谷エリアは東宝グループ発祥の地。戦前から、建て替えを経て現在も日比谷の地に立つ東京宝塚劇場や戦後の映画黄金時代に登場した日比谷スカラ座(現・TOHOシネマズスカラ座)など、東京都内の一大興行街として君臨してきた。

このたび落成した東京ミッドタウン日比谷は、施設内に11スクリーンを持つ。隣接する東京宝塚ビルには2スクリーン、全13スクリーンを擁することになった日比谷エリアは、往年のスターの時代を呼び覚ます、近代日本のエンタテインメントの歴史を刻む街なのである。

お気に入りのスターの手形を探してください

全77名の人名リスト。
全77名の人名リスト。
緒形拳、勝新太郎など、小林桂樹・・・。渋い昭和の俳優達も足跡ならぬ手形を残した。
緒形拳、勝新太郎など、小林桂樹・・・。渋い昭和の俳優達も足跡ならぬ手形を残した。

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