前回紹介しました、「スカンディック・グランド・セントラル・ヘルシンキ・ホテル(Scandic Grand Central Helsinki Hotel)」ですが、エリエル・サーリネンが設計したアール・ヌーヴォー様式だけでなく、ホテル内にあるレストラン「Brasserie Grand(ブラッセリー・グランド)」の朝食もまたおすすめです。ヘルシンキでいちばんの朝食が食べられると評判で、宿泊客のみならず一般でも利用できるため、このホテルの朝食を食べるためだけにわざわざ足を運ぶ方も多くいらっしゃるほどです。

わざわざ足を運ぶ価値があるホテル朝食で1日の活力を

こちらの朝食は、ホテル滞在客のみならず、朝食のみの利用も可能で料金は、1人€19〜。ベリーのジュースやスムージーや、フィンランド産の食材を多く使用し、地産地消にこだわっています。
こちらの朝食は、ホテル滞在客のみならず、朝食のみの利用も可能で料金は、1人€19〜。ベリーのジュースやスムージーや、フィンランド産の食材を多く使用し、地産地消にこだわっています。

ビュッフェスタイルに思わず気分が上がる! 

中央に並ぶのは、フィンランド・カレリア地方の郷土料理、カレリアパイ。ライ麦粉のパイ生地にミルク粥を入れて焼いたもの。ぜひトライしてみてください。
中央に並ぶのは、フィンランド・カレリア地方の郷土料理、カレリアパイ。ライ麦粉のパイ生地にミルク粥を入れて焼いたもの。ぜひトライしてみてください。
フィンランド人が朝食に毎日食べる、プーロと呼ばれるミルク粥。写真は、オーツ(麦)のミルク粥にレーズンソースがかかったもの。お腹にやさしく腹持ちも良い。
フィンランド人が朝食に毎日食べる、プーロと呼ばれるミルク粥。写真は、オーツ(麦)のミルク粥にレーズンソースがかかったもの。お腹にやさしく腹持ちも良い。

ホテルらしい品数が豊富なビュッフェスタイルの朝食は、フィンランドの定番朝食にヨーロピアンのテイストを加えたもの。グルテンフリー、ラクトース(乳糖)フリー、植物性のオーツミルク、ヴィーガンなどさまざまなライフスタイルに対応した食材が並びます。

朝からフル稼働してつくられるパンの香りは、食欲をそそります。
朝からフル稼働してつくられるパンの香りは、食欲をそそります。

また、もうひとつの特徴として店内から見える場所に置かれたオーブンで随時焼かれる、焼きたてのパンです。この食欲をそそる焼き立ての香りが朝から幸せな気分にしてくれることでしょう。

料理だけでなく店内の装飾にも注目を!

キャプション左
夏の間は、開放的な中庭のテラス席もおすすめ。ここがヘルシンキ中心部ということを忘れてしまうほど静かな空間が広がる。
キャプション右
極寒の冬に備え、ヒートガラスが採用された店内。夏は朝日が差し込み気持ちの良い空間に。

店内を快適に過ごすための工夫が施されていて、ガラス張りのテラスにはヒートガラスを採用し、フィンランドの厳しい寒さであっても暖かく快適に過ごすことができます。また、反対に夏場であれば中庭のテラスがおすすめです。ヘルシンキの中心に位置しながらも、開放的で静けさのある空間は気分転換にもなり、中心街にいることを忘れさせてしまうほど。 

レストランエリアは、モダンフレンチを提供する、「ブラッセリー・グランド」。アラカルトをはじめ、クラシック2品コース€42、3品コース€53もある。
レストランエリアは、モダンフレンチを提供する、「ブラッセリー・グランド」。アラカルトをはじめ、クラシック2品コース€42、3品コース€53もある。

このレストランエリアには、モダンフレンチを提供する「ブラッセリー・グランド」も併設されているので、夜は朝食サービスとは違った、バーやコース料理といったムード漂う大人な雰囲気があります。毎日の朝食に、特別な日のディナーとして、ヘルシンキで一番のホテルを気軽に使用してみてはどうでしょうか。アフターコロナにフィンランドへ行く機会がありましたら、まずは朝食だけでも利用してみてください。

問い合わせ先

  • Scandic Grand Central Helsinki Hotel  TEL:+358-9-6829-1700
  • 住所/Vilhonkatu 13 00100 Helsinki
    ※新型コロナウイルスの影響により一部情報が変更となる可能性があります。最新情報は公式HPなどでご確認ください。
この記事の執筆者
学生時代7年間のロンドン生活を経て、2015年よりフィンランド・ヘルシンキ在住。ヘルシンキを拠点にライターとして、ライフスタイル・食・デザイン・ファッションなどの分野で活動中。現地コーディネーターとしてフィンランド及びヨーロッパと日本をつなぐコミュニケーション全般に携わる。趣味は、旅行と料理。著書に、『デザインあふれる森の国 フィンランドへ 』(イカロス出版社)がある。
PHOTO :
Janne Räsänen
WRITING :
Yuko Räsänen