「プロトレック」『PRW-61』は、カシオの時計製品として初めて、原料に再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックを採用した自然にやさしいモデル。ケースとウレタンバンド、樹脂の裏蓋に、トウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを用いることで、CO2の排出を抑制するなど、環境への負荷低減につながるモデルに仕上げている。

環境の負荷軽減を目指した「プロトレック」の挑戦

トウゴマの種またはトウモロコシから抽出した成分を使用するバイオマスプラスチック。ガラス繊維強化樹脂(白・黒)、ウレタン樹脂(透明・黒)のバイオ材料として時計の素材に用いている。
トウゴマの種またはトウモロコシから抽出した成分を使用するバイオマスプラスチック。ガラス繊維強化樹脂(白・黒)、ウレタン樹脂(透明・黒)のバイオ材料として時計の素材に用いている。

アウトドアギアとしての実用性にこだわり、「プロトレック」の特徴である方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーをはじめ、世界6局の電波を受信するマルチバンド6や、ソーラー充電で各種機能を安定的に駆動させるタフソーラーなどを搭載。

視認性が向上した「プロトレック」『PRW-61』

PRW-61-1AJF(ブラック×シルバー)¥57,200
PRW-61-1AJF(ブラック×シルバー)¥57,200
PRW-61Y-1BJF(ブラック×ブラック)¥59,400
PRW-61Y-1BJF(ブラック×ブラック)¥59,400
PRW-61Y-3JF(カーキ×ブラック)¥59,400

デザイン面では視認性向上のため、時刻や方位などの情報が瞬時に確認できるようにインデックスの針を太くし、バーインデックスや時分針を鮮やかなホワイトにすることで、文字盤との明暗差を大きくし、フィールドでの見やすさを高めたハイコントラスト文字盤が使われている。また、秒針が示す方角を分かりやすくするターゲットガイドがバンドの中央にセットされている。

以上、バイオマスプラスチックを作用した「プロトレック」『PRW-61』を紹介した。トリプルセンサー、マルチバンド6、タフソーラーなど充実した機能はアウトドアだけでなく普段使いでも強い味方となるだろう。腕時計から、SDGsをはじめてはどうだろうか。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

カシオ計算機お客様相談室

TEL:03-5334-4869

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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