着脱のしやすさと軽快な印象が魅力的な、ローファーをはじめとするスリッポンタイプのシューズ。スニーカーにおいてもひとつのジャンルとして確立されているスリッポンだが、カジュアルな印象が強いので、スーツに合わせるというイメージは持ちにくいかもしれない。しかし紐がない分パンツの裾が綺麗に見えるので、むしろドレスパンツとの合わせはおすすめだ。中でも、「ムーンスター」のスリッポンはとことんシンプルなデザインで、スッキリとしたフォルムが上品な印象なので、スーツスタイルにこそ最適だ。

スリッポンらしい落ち着いたカラーリングも魅力!

スニーカー¥9,350(ムーンスター カスタマーセンター)

「ムーンスター」久留米工場のヴァルカナイズ製法で作られたサイドゴアタイプのスリッポンスニーカー。シンプルながらも洗練されたデザインは、しなやかなソールや耐久性も兼ね備えた、日本の物作りの良さを感じられる1足で、足入れの良さも抜群に良い。スリッポンらしい落ち着いたカラーリングがスタイルを選ばない。

ムーンスター カスタマーセンター

スーツ¥231,000〜※オーダー価格/納期5週間(伊勢丹新宿店〈ルビナッチ〉)、カットソー¥9,900(ウィーウィル)、スカーフ¥9,680〈ヴィンセンツォ ミオッツァ〉・ソックス¥4,400〈パンセレラ〉以上/真下商事、スニーカー¥9,350(ムーンスター カスタマーセンター)、サングラス¥23,980(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス〈レイバン〉)

スリッポンの軽快なベージュのカラーリングを活かして、全体的に淡いトーンを意識したスーツスタイル。「ルビナッチ」のインディゴブルーのデニムスーツは濃色ではあるが、グレーがかったメランジ感のあるカラーリングなので、パキッとした感じではなく、淡く柔らかい雰囲気だ。

また、ナポリ仕立てを感じさせる柔らかな作りや、パッチポケットが軽快な印象だ。合わせるインナーはシンプルにTシャツだが、白ではなく薄いベージュを選んでいるのがポイントで、そうすることによってコントラストを抑えた統一感が出る。オレンジのスカーフも彩度を抑えた上品な色合いの物を使い、春らしい爽やかさをプラス。全体的に上品な印象でまとめているので、素足履きではなく「パンセレラ」のウールソックスを合わせるのがおすすめだ。

個別に見ると、個性の強いアイテムであるが、濃淡の使い分けによって、全体的に統一感が生まれるからヴィンテージ感のあるスカーフなどでアレンジを加えても面白い。ただスニーカーとスーツを合わせるのではなく、色使いもまた楽しみである。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
島本一男(BAARL)
STYLIST :
土屋大樹