朗報です! 《ケリー》ウォッチのカデナ(ケース)が、自由に解き放たれました!
そう、それはまさしく「LA NOUVELLE KELLY〜新たなケリー」。
従来通り腕時計として、カデナを取り外しブレスレットとして。さらに、付属のクロシェットにセットすればネックレスとしても楽しめるようになったのです!
取り外しできるカデナで、楽しみ方自由自在!
1975年に誕生した《ケリー》ウォッチ。バッグのカデナ(錠前)をモチーフにしたケースは固定されておらず、手首で揺れる──その自由で大胆な発想は女性たちの心を射抜き、半世紀近くたった今でも愛され続けている名品です。
その《ケリー》ウォッチが、ケースにまた新たな自由を授け、3Wayで楽しめるプレイフルなタイムピースがここに誕生しました。
《ケリー》ウォッチと言えば、「エルメス」ならではの上質なレザーを使ったストラップタイプをイメージする人が多いかと思いますが、今回、初めてメタルブレスレットを採用。5モデル発表された新作はすべて、ピンクゴールドとステンレススティールのブレスレットウォッチです。
また、カデナも従来のものよりひと回り小ぶりに。リュウズも3時位置から12時位置へ、ガラスもミネラルガラスからサファイアクリスタルと変更されました。さらにこれまでの非防水から3気圧防水となり、実用性もアップ。
ごくシンプルなステンレススティールから、ふんだんにダイヤモンドをセッティングしたピンクゴールドのジュエリーウォッチまで、多彩なバリエーションで展開されています。
クールなステンレススティールモデルは、3モデルのラインアップ
全面にパヴェダイヤを施した、この上なく優美なハイジュエリーモデル
実は3月30日の発表直前に、発売が当初の今秋から来春に大幅に後倒しされることになったという情報が! しかし、幸いにも“WATCHES & WONDERS GENEVA 2022” に先駆け、東京で開催された内覧会で実際に手に取り取材することができました。
直線と曲線が融合したパーツが連なる3連のブレスレットは、エレガントでいながらとてもモダンな表情。さらに、これまでロゴの上にあしらわれていた文字盤の「H」を引き算したことで、そのモダニティが加速された印象を受けました。
「多面的で、ユニーク 大胆さと、遊び心」──「腕時計」の既成概念を飛び越えた新しい《ケリー》ウォッチは、2023年の春に、時計で自由に装う楽しさをきっと連れてきてくれるでしょう。
「エルメス」は、ほかにも魅力的な新作ウォッチを発表しています。メゾン初となる機械式のワールドタイムをはじめ、今回お届けしきれなかった珠玉のニューモデルたちも、追ってご紹介致しますのでお楽しみに!
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト