朗報です! 《ケリー》ウォッチのカデナ(ケース)が、自由に解き放たれました!

そう、それはまさしく「LA NOUVELLE KELLY〜新たなケリー」。

従来通り腕時計として、カデナを取り外しブレスレットとして。さらに、付属のクロシェットにセットすればネックレスとしても楽しめるようになったのです!

取り外しできるカデナで、楽しみ方自由自在!

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ブレスレットの上部に221個(約0.84ct)、ベゼルに43個(約0.196個)のダイヤモンドをあしらったピンクゴールドのモデル。働く手元はもちろん、あえてカジュアルな装いに合わせるのも粋。《ケリー》¥4,917,000(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦17×横16mm ●ブレスレット:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ムーブメント:クオーツ ※アリゲーター・リス、もしくはボックスカーフのレザー製クロシェットとレザーコードストラップ付き、2023年4月発売予定 (C)Joël Von Allmen

1975年に誕生した《ケリー》ウォッチ。バッグのカデナ(錠前)をモチーフにしたケースは固定されておらず、手首で揺れる──その自由で大胆な発想は女性たちの心を射抜き、半世紀近くたった今でも愛され続けている名品です。

その《ケリー》ウォッチが、ケースにまた新たな自由を授け、3Wayで楽しめるプレイフルなタイムピースがここに誕生しました。

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「エルメス」のクラフトマンシップが息づくブラックのクロシェットにカデナを差し込めば、ロングネックレスに変身!(C)Mark Kean

《ケリー》ウォッチと言えば、「エルメス」ならではの上質なレザーを使ったストラップタイプをイメージする人が多いかと思いますが、今回、初めてメタルブレスレットを採用。5モデル発表された新作はすべて、ピンクゴールドとステンレススティールのブレスレットウォッチです。

また、カデナも従来のものよりひと回り小ぶりに。リュウズも3時位置から12時位置へ、ガラスもミネラルガラスからサファイアクリスタルと変更されました。さらにこれまでの非防水から3気圧防水となり、実用性もアップ。

ごくシンプルなステンレススティールから、ふんだんにダイヤモンドをセッティングしたピンクゴールドのジュエリーウォッチまで、多彩なバリエーションで展開されています。

クールなステンレススティールモデルは、3モデルのラインアップ

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前出のピンクゴールドモデルと同様、ブレスレットの上部に221個(約0.84ct)、ベゼルに43個(約0.196個)のダイヤモンドをセッティング。ステンレススティールとダイヤモンド、そしてホワイトラッカーダイヤルの三位一体によって、クールでリッチ感溢れるデイリージュエリーウォッチに。《ケリー》¥1,870,000(予価) ●ケース:ステンレススティール×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦17×横16mm ●ブレスレット:ステンレススティール×ダイヤモンド ●ムーブメント:クオーツ ※ボックスカーフのレザー製クロシェットとレザーコードストラップ付き、2023年4月発売予定 (C)Joël Von Allmen
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ベゼルの両サイドにのみ、24個(約0.151ct)のダイヤモンドをあしらったタイプは、程よいリッチバランスを構築。《ケリー》¥702,900(予価) ●ケース:ステンレススティール×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦17×横16mm ●ブレスレット:ステンレススティール×ダイヤモンド ●ムーブメント:クオーツ ※ボックスカーフのレザー製クロシェットとレザーコードストラップ付き、2023年4月発売予定(C)Joël Von Allmen
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シンプルだからこそ、《ケリー》ウォッチのデザインコードや、曲線と直線が融合した個性豊かなディテールの美が際立つ。《ケリー》¥523,600(予価) ●ケース:ステンレススティール ●ケースサイズ:縦17×横16mm ●ブレスレット:ステンレススティール ●ムーブメント:クオーツ ※ボックスカーフのレザー製クロシェットとレザーコードストラップ付き、2023年4月発売予定 (C)Joël Von Allmen

全面にパヴェダイヤを施した、この上なく優美なハイジュエリーモデル

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もっともラグジュアリーなモデルは、ブレスレット全面に1,161個(約4.5ct)、ベゼルに179個(約0.889個)、そしてマザー・オブ・パールの文字盤にもひと粒のダイヤモンドをセッティング。湾曲したパーツも含め、非常に滑らかにダイヤモンドをセットした宝飾技術にも、「エルメス」の一流の矜恃を感じ取ることができる。ダイヤモンド《ケリー》¥10,362,000(予価) ●ケース:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ケースサイズ:縦17×横16mm ●ブレスレット:ピンクゴールド×ダイヤモンド ●ムーブメント:クオーツ ※アリゲーター・リス、もしくはボックスカーフのレザー製クロシェットとレザーコードストラップ付き、2023年4月発売予定 (C)Joël Von Allmen
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ピンクゴールドモデルのアリゲーター製クロシェット。ダイヤモンドが眩いピンクゴールドのカデナに美しく映えて。(C)Mark Kean

実は3月30日の発表直前に、発売が当初の今秋から来春に大幅に後倒しされることになったという情報が! しかし、幸いにも“WATCHES & WONDERS GENEVA 2022” に先駆け、東京で開催された内覧会で実際に手に取り取材することができました。

直線と曲線が融合したパーツが連なる3連のブレスレットは、エレガントでいながらとてもモダンな表情。さらに、これまでロゴの上にあしらわれていた文字盤の「H」を引き算したことで、そのモダニティが加速された印象を受けました。

「多面的で、ユニーク 大胆さと、遊び心」──「腕時計」の既成概念を飛び越えた新しい《ケリー》ウォッチは、2023年の春に、時計で自由に装う楽しさをきっと連れてきてくれるでしょう。


「エルメス」は、ほかにも魅力的な新作ウォッチを発表しています。メゾン初となる機械式のワールドタイムをはじめ、今回お届けしきれなかった珠玉のニューモデルたちも、追ってご紹介致しますのでお楽しみに!

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿