ローマン ハイジュエラー「ブルガリ」が誇る多くのアイコンの中でも、やはり最強にして特別な存在である“セルペンティ”。1940年代に初めて、この「蛇」をモチーフにしたジュエリーウォッチが誕生して以来、時代とともにしなやかな進化を遂げてきました。現在は幅広いバリエーションを展開し、その豊潤なクリエイティビティはラグジュアリーウォッチ界でひと際輝いています。
そんな世紀のアイコンがこの春、文字盤に鮮烈なマラカイトをまとって、その表情を一新させました!
“セルペンティ”とマラカイトが織りなす、造形と色彩の美コントラスト
2021年、「スピガ(麦の穂)」をモチーフにした新しいブレスレットによって、新たなエレガンスを宿した“セルペンティ スピガ”が誕生しました。伝統的な“トゥボガス”や、2019年に発表された“セルペンティ セドゥットーリ”とは全く異なるブレスレットは、「蛇」に宿る「永遠の再生」を体現するかのように、この名品にまた雰囲気の異なる美貌を授け、メゾンの実力と洗練を顕示。世界中から称賛を集め、『Precious WATCH AWARD 2021』では「名品ウォッチ賞」に輝きました。
そして今年、その大胆で官能的なフォルムに見事に調和する、新たなダイヤルがコレクションに加わりました!
深みがありつつも鮮やかな色彩のグリーンに、天然石ならではの縞模様が入ったマラカイトのダイヤル。「色石の魔術師」として謳われる「ブルガリ」の、ローマン ハイジュエラーのDNAが息づき、至高の個性を放ちます。
実際に手にとってみると、ふくよかなマテラッセパターンにダイヤモンドが施されたピンクゴールドのブレスレットと、マラカイトのグリーンが共鳴し生まれる華やかなオーラが、心を昂らせパワーさえ享受できるような心地に。
また、その美しさだけではなく、まさに「肌にピタっと吸いつくような」ブレスレットの極上の装着感も陶酔を誘います。それははんだ付けをせず、シームレスに連結させたゴールドのリンクによるもので、非常に高度なクラフツマンシップの賜物。表面だけではなく、つけていたら見えない部分にも一切の妥協をしない「ブルガリ」の矜恃は、あらゆるところに宿り、手にした人に感動を与えます。
大人の女性の日常を色取る、イエローゴールド&ステンレススティールのコンビ
2022年も意欲的に新作を発表している「ブルガリ」。同時に、“セルペンティ セドゥットーリ”からも、まさに働く手元にふさわしい新作が発表されました!
ラグジュアリーウォッチ界では、「イエローゴールドへの回帰」がひとつのトレンドとして注目されています。「ブルガリ」も1月に、“セルペンティ トゥボガス”のイエローゴールドモデルを発表し、根強い「イエローゴールド派」を歓喜させました。
そして今回、まさに「デイリーエレガントウォッチ」といえる、ステンレススティールとイエローゴールドのコンビモデルの登場によってコレクションがさらに拡充! シンプルであると同時に、イエローゴールドならではの華やかなムードによって、絶妙なフェミニン&リッチバランスを構築します。
大胆でいながら繊細、そんな魅惑のマトリックスを体現する“セルペンティ”。自由な色彩感覚や素材使いで、無限大の可能性を秘めた名品の伝説は、常に現在進行形で続いています。
※掲載商品の価格は公開時点のもので、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト