夜遅くまでパソコンやスマホをチェックしている人も多いと思いますが、ブルーライトの影響で体内時計が乱れて寝つきが悪くなることが。さらに睡眠の質も低下してしまい、それによって日中のパフォーマンスもダウン…。加えて体調の悪化にもつながってしまいます。
不眠の根本原因はホルモンバランスが乱れたり、女性ホルモンの分泌の減少が大きく影響しているのだそう。そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、ホルモンバランスを整え、三半規管の乱れを整える足のツボです。ここを指でプッシュするだけで脳がリラックスして、安眠効果をもたらしてくれます。
「なかなか寝付けない」「朝までぐっすり眠れない」「寝ても疲れが取れない」などの不眠の症状だけでなく、緊張性の頭痛、偏頭痛に悩んでいる人におすすめのツボですよ。入浴時などのリラックスタイムにぜひプッシュしてみてください。
■Step1:足の親指の裏にある「脳下垂体」のツボをプッシュ
親指の指紋の中心(ひと差し指よりにある人が多い)にある、「脳下垂体」のツボをプッシュします。ホルモンバランスを整える効果があり、更年期障害のケアにも。
手の人差し指を曲げて、第二関節を使ってプッシュするとしっかりとツボをとらえることができます。そして「ゆっくりと5秒かけて押し、5秒かけて離す」を5回繰り返しましょう。
■Step2:「三半規管」の反射区をもむように刺激する
「三半規管」の反射区である薬指を下から上に向かってもみほぐしましょう。自律神経のバランスが整う効果あり。
【まとめ|寝苦しい夜の不眠対策に! ホルモンバランスを整えるツボ押しワザ4か条】
1.短時間睡眠や睡眠の質の低下は、体調の悪化につながることが。
2.不眠の根本原因のひとつにホルモンバランスが乱れが大きく影響している。
3.ホルモンバランスの乱れや三半規管を整える、足のツボ押しが効果的。
4.入浴中や睡眠前に行うとリラックスできて安眠効果をもたらす。
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以上、「寝苦しい夜の不眠対策に! ホルモンバランスを整えるツボ押しワザ」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は8月20日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子