便利で簡単だからこそ扱いに注意!ムラづきさせずにキレイにぼかすコツとは?|「マルチユースコスメ」は指塗りルールが基本です
ふっくらとした指の腹は、のばす、なじませる、ぼかすのに最適なツール。濃淡が自在に調節できるし、のせたいところに的確におけるなどコントロールがしやすい。
さらに指の温度を利用してピターッと肌と密着&一体化させるのは得意中の得意。使用するのは力が入りにくい薬指。トントンとたたきながら広げたり、スッスッと色をのせたり…。これが基本の指使いです。
Cheek&Lip:「血色バーム」指塗りプロセス|使ったのは…シャネル「リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル 2」
くすみやすい大人は、素肌と素の唇の血色が高まったような仕上がりになるコーラルピンクを。
まず、薬指の腹の温度でバームを溶かしながら、クルクルッと円を描くようにバームをとります。そしてチークもリップも、色を出したい場所にトントンとおき、優しくたたきながら塗り広げていくのが基本。この塗り方だと密着力が高まり、肌への溶け込み方がかなり自然。至近距離で見ても違和感ゼロ。
1. 薬指の腹でクルクルッとなでながらバームをとり、「黒目の端の延長線」「頬骨の高い位置」にのせる
2. 薬指の腹全体を使って優しくたたきながら楕円形に広げるように密着。自然な血色頬に仕上がる
3. 薬指にバームをとり、まずは下唇の中心にのせる。次にトントンと軽くたたきながら下唇全体に塗り広げていく
4. 薬指の腹の上部は上唇の山にフィットさせ、輪郭に沿って左右に動かしなじませる
完成!指塗りだからこそ、絶妙な抜け感が!
ブラシやチップと違い、指塗りだとエッジがきつくならず、ふんわりと丸みをもたせられるから、力が抜けたようなリラックス&エレガントな仕上がり。塗る場所は複数だけれど、使う色は目元1色、頬と唇で1色。だから、軽快で洗練されたワントーンの印象に。
簡単&短時間で仕上がるのに、まるで時間と手間をかけて丁寧に仕上げたようなナチュラルさが、このメイクの魅力です。
こちらも大人向きテクスチャー
左・ボビイ ブラウン『ポット ルージュ 24』:肌なじみのいいコーラルオレンジ。ミラー付きコンパクトで携帯にも便利。
中・ポーラ『B.A カラーズ コレクティッド カラースティック リップカラー・ブラッシュ FP』:水分を抱え込んだ美容オイルと厚みを生むオイル入り。乾いた唇も頬もふっくら潤すコーラルピンク。
右・グッチ『ルージュ ア レーヴル リキッド マット 203』:マットなベージュローズ。ブラックローズオイル、ヒアルロン酸など美容成分を含んでいるので乾かない。
※掲載した商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- シャネル(カスタマーケア) TEL:0120-525-519
- グッチ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-99-2177
- ポーラお客さま相談室 TEL:0120-117111
- ボビイ ブラウン TEL:0570-003-770
- ミカコ ナカムラ 南青山サロン TEL:03-6427-2435
- ヒロタカ 表参道ヒルズ TEL:03-3478-1830
- ジュエル・ジェイジー TEL:03-6778-8189
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 小林 綾
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 大塚まゆか
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)