オンとオフの境界が曖昧になった今。自分のための時間をどう過ごしていますか? 都会とはひと味違う自然と触れ合うために、愛犬と出かける休日ドライブは、自分らしいスタイルでリフレッシュできる理想の過ごし方のひとつです。

そこで、雑誌『Precious』10月号では、「愛犬と満喫、休日『ドライビング・カジュアル』」を特集。多忙な日々を送りながらもプライベートな時間を賢く美しく楽しむ達人、スタイリスト・高橋リタさんが、秋目線の「ドライビング・カジュアル」を提案します。

今回は、ドライブシーンや滞在先でのくつろぎにぴったりのコーディネートを、7つまとめてご紹介します。

高橋 リタさん
スタイリスト
(たかはし りた)女性誌「Precious」を中心に、各方面で活躍中。シンプル&ベーシックを基本に、こなれたカジュアル感、品のよさ、旬の気分が巧みにミックスされたスタイリング、東京と七里ヶ浜で送る洗練されたデュアルライフが幅広い年齢層の女性たちから支持を得ている。著書に「リタ的ハッピー・クローゼット」、「スタイリスト高橋リタのシンプル&洗練ルール 春夏/秋冬」、「10年愛せる10の着こなし リタ・ベーシックのすべて」、「スタイリスト高橋リタの偏愛ITEMリスト100」がある。Instagram

■1:ショートブルゾン

「車から降り立つ所作をスマート&ラグジュアリーに印象づけるキーアイテムです」by RITA TAKAHASHI

アウター_1,ニット_1,パンツ_1,帽子_1,靴_1,ピアス_1,指輪_1,バッグ_1,大人コーデ_1,秋コーデ_1
ブルゾン¥1,260,600・ニット¥148,500・パンツ¥149,600・帽子¥176,000・靴¥151,800/参考価格(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス¥374,000・リング¥473,000(メシカ ジャパン<メシカ>)、バッグ¥202,400(ドゥロワー 二子玉川店<ペラン パリ>)

シアリングのショートブルゾンで、軽快さとエレガンスを両立させて

車の乗り降りの際に裾がもたつかず、優しいラグジュアリー感で佇まいを彩るシアリング素材のショートブルゾン。ライトなニュアンスカラーでまとめれば、しっとりと深みの増す秋の景色に品よく映える。

【詳細記事はこちら】スタイリスト・高橋リタさん提案!車から降りる所作をラグジュアリーに印象づける「ショートブルゾン」の着こなし

■2:ドライビングシューズ

「ニュアンスカラーの足元で滞在先でも気後れしない品格カジュアルを意識して」―by RITA TAKAHASHI

秋コーデ_2,大人コーデ_2,靴_2,スカーフ_1,ピアス_2,バッグ_2,ニット_2,パンツ_2
靴¥130,900・スカーフ¥165,000・ピアス¥146,300・手袋¥84,700・バッグ¥953,700(エルメスジャポン)、ニット¥42,900(スローン)、パンツ¥64,900(三喜商事<イレブンティ>)

柔らかな色を丁寧に重ねた繊細なコーディネートで遠目にも「特別な女性!」に

足を優しく包み込む山羊革素材のモカシンは、長時間の運転に最適。ベージュ系の洋服になじむニュアンスグレーを選択して、足元まで繊細な美意識が香る、大人の女性らしい品格カジュアルを完成。

アウター代わりのカシミアシルクストールで目線を上に誘えば、フラット靴でもスタイルアップ!

【詳細記事はこちら】「エルメス」のドライビングシューズで、足元まで美意識が香る“品格カジュアル”に【スタイリスト・高橋リタさん提案】

■3:ファージレ

「インパクトデザインが、軽やかシンプルな装いに格上の個性を授けます」by RITA TAKAHASHI

ニット_3,パンツ_3,ピアス_3,指輪_2,ブレスレット_1,バッグ_3,靴_3,大人コーデ_3,秋コーデ_3
ジレ¥258,500・ニット¥97,900・パンツ¥58,300(ドゥロワー 二子玉川店<ドゥロワー>)、ピアス¥616,000/予定価格・ブレスレット¥990,000・リング¥628,100(TASAKI<TASAKI>)、バッグ¥316,800(デルヴォー・ジャパン)、靴¥137,500(J.M.WESTON 青山店)

ファージレ+細身パンツが愛犬とくつろぐ姿をトレンドライクに演出

運転好きの女性が愛用するのが、ハンドルさばきを妨げないジレ。ウエストから下にファーをたっぷり配したジレなら今らしさもリッチ感も申し分なし。定番の細身パンツの着こなしも、オンの日とはひと味違うリラックス&アクティブな雰囲気に。

【詳細記事はこちら】「ファージレ×細身パンツ」で、愛犬とくつろぐ姿をトレンドライクに|インパクトデザインでシンプルスタイルを格上げ

■4:ニットポンチョ

「車内と滞在先をシーンレスにつなぐ優雅なリラックス感が魅力」by RITA TAKAHASHI

大人コーデ_4,秋コーデ_4,ニット_4,パンツ_4,ピアス_4,ブレスレット_2,バッグ_4,靴_4
ポンチョ¥115,500・パンツ¥58,300(ドゥロワー 二子玉川店<ドゥロワー>)、インに着たニット¥45,100(スローン)、ピアス¥737,000・ブレスレット¥1,595,000(ポメラート)、バッグ¥273,900(JIMMY CHOO)、靴¥196,900(ブルーベル・ジャパン<マノロ ブラニク>)

秋らしさを意識したパープルのパンツを差して美意識が香るオフスタイルに

ふんわりと体を覆うテントラインのウールカシミアニットのポンチョは、肩が凝らない着用感とこなれた優雅さが両立。パープルの細身パンツで印象を引き締めつつ、エレガントな華やぎを添えて。

【詳細記事はこちら】スタイリスト・高橋リタさん考案「ニットポンチョ」の美意識が香るオフスタイル|秋らしいパープルのパンツを差して

■5:大ぶりウォッチ

「運転する手元を美しく…私的な楽しみを麗しい本格ウォッチに託して」by RITA TAKAHASHI

時計_1,高級時計_1,ニット_5,サングラス_1,ピアス_5,アクセサリー_1,大人コーデ_5,秋コーデ_5
時計¥11,583,000[ケース:RG×DIA ケース径:38mm アリゲーターストラップ 手巻き](パテック フィリップ ジャパン)、フード付きマフラー¥227,700・ニット¥62,700(マックスマーラ ジャパン<マックスマーラ>)、サングラス¥41,800(グローブスペックス ストア<オリバー・ゴールドスミス>)、イヤーカフ¥313,500・ピアス各¥84,700(レポシ日本橋三越本店<レポシ>)

温かな輝きが目と心を癒やすローズゴールドの時計を、着こなしのアクセントに

愛車というプライベート空間で過ごすひとときに、華美な装飾は必要ないから…。手元で麗しい輝きを放つ時計で、さりげなくリュクスを表現。

【詳細記事はこちら】麗しい輝き放つ「パテック フィリップ」の腕時計で、運転する手元を美しく|高橋リタさん提案の『ドライブの着こなし』

■6:デニムパンツ

「季節感とリッチ感を備えた大人カジュアルの新パートナーを発見」by RITA TAKAHASHI

デニム_1,パンツ_5,ニット_6,スカーフ_2,バッグ_5,靴_5,ピアス_6,ブレスレット_3,指輪_3,大人コーデ_6,秋コーデ_6
パンツ¥156,200・ニット¥259,600・スカーフ¥45,100・バッグ¥427,900・靴¥116,600(ロロ・ピアーナ ジャパン)、ピアス¥902,000・ブレスレット¥2,398,000・リング¥1,188,000(ブルガリ ジャパン)

スカーフをポイントに、クラシカル・モダンなデニムカジュアルを完成

パンツは、コットン60%、カシミア40%を交織したデニムカシミア素材。パンツに合わせて、ニットと靴もネイビーで統一。ヘアバンド風に配したスカーフとクロスボディにした端正なバッグ、クラシカル・モダンな小物使いで、品よくドラマティックな装いに。

【詳細記事はこちら】スタイリスト・高橋リタさんが考える、クラシカル・モダンな「デニムカジュアル」|ヘアバンド風のスカーフをポイントに

■7:ショートパンツ

「最愛ブラックの着こなしをトレンドライクなバランスで軽やかにアップデート!」by RITA TAKAHASHI

パンツ_6,ニット_7,シャツ_1,バッグ_6,靴_6,ピアス_7,大人コーデ_7,秋コーデ_7
パンツ¥86,900・ニット¥163,900・シャツ¥66,000・バッグ¥215,600・靴¥130,900(トッズ・ジャパン)、ピアス¥715,000(ポメラート)、タイツ/私物

足元重めなバランスがショートパンツの装いを大人モードに導いて

デイリーな黒の着こなしを、ショートパンツで小粋にブラッシュアップ。素足の季節は少し気恥ずかしかったアイテムも、ホーザリーとブーツを合わせれば大人のテイストに。

長めのシャツ+ショートニットのレイヤードでリズミカルなバランスを演出するのも洗練ポイント。シックでいて、溌剌とした印象に。

【詳細記事はこちら】ドライブの日は「トッズ」のショートパンツで、最愛ブラックの着こなしをトレンドライクなバランスに

※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※文中の表記は、RG=ローズゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

PHOTO :
熊澤 透
STYLIST :
高橋リタ
HAIR MAKE :
野田智子
MODEL :
RINA、MONAKA(犬)
COOPERATION :
マセラティ ジャパン、星野リゾート リゾナーレ 那須
EDIT&WRITING :
岡本治子、安村 徹(Precious)