大袈裟ではないけれど、どことなく素敵…! 誰もが憧れるそんなミニマルな装いをさらっと着こなすメーガン妃。彼女のモード感漂うスタイルによく登場するのがブラックです。
ブラックといえば、大人の最愛カラーの一つ。今シーズンのトレンドでもあります。特に全身をブラック一色に統一したワントーンは最注目の着こなし。そこで、ファッション賢者・メーガン妃がフォーマルな場面で選んだオールブラックコーデを、参考にチェックしていきましょう。
■1:異素材ミックスでリズミカルなブラックワントーン
ロンドンの王立芸術アカデミーで開催された「オセアニア」展のオープニングに出席。メーガン妃にとって初めての単独公務でした。
そんな、ここぞ、のシーンに選んだのは、ブラックのミディ丈ワンピース。タイトなシルエットで落ち着いたエレガンスが漂います。ボディはクレープ、バルーンスリーブはジョーゼット、フロントのV字型のデザインはベルベット、と異素材の組み合わせがオールブラックに奥行きを授けています。ベルベットのベルトでウエストマークして引き締まった印象をアップ。
耳元はカナダの冬の氷にインスパイアされたという、2.15カラットのダイヤモンドイヤリングで華やぎをプラスしています。
■2:可憐なAラインに色香をひと匙!大人にちょうどいいバランスに
ロンドンで開催されたミュージカル『ライオンキング』のヨーロッパプレミアに出席した際の装いです。ニューヨーク発ブランドのミディ丈ワンピースをまとって登場しました。
Aラインのスカートにラウンドネックと長袖のディテールがコンサバな印象ですが、ヨークと袖の透け素材でグッとモダンなムードに。美しい光沢のクラシックなサテンと、官能的なメッシュの組み合わせに抜群のフォーマル感が漂い、一枚で主役級オーラを放ちます。
他のアイテムは抑えめにしてワンピースを引き立てて。イヤリングはスクエアシェイプのダイヤモンドとオニキスのスタッズタイプでシンプルに。
■3:ヴィンテージも愛用!着映え効果抜群なスタンドカラーコート
親しい友人とのベビーシャワーのためニューヨークへ。アッパーイーストサイドのホテルで、彼女の代表作であるドラマ『スーツ』で共演したアビゲイル・スペンサーと交流した際の一枚です。
女性の顔を美しく見せるスタンドカラーに、光沢あるふくれ織りが小粋なコートは、フランスのファッションデザイナーによる1965年頃のヴィンテージ作品。 フロントの大きなボタンが可憐なアクセントを添えています。この日はスティックパンツとなじみカラー、グレージュのバッグ&ヒールでコートの魅力を堪能しています。
メーガン妃のブラックワントーンコーデをご紹介しました。シンプルでもどことなくトレンド感漂う新鮮な装い、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子