シンプルが絵になる「レーススカート」の威力を検証！【海外スナップ】

ご紹介する3名のお洒落賢者たちは、白、黒、グレーの無彩色でコーディネートを構成。ミニマルな配色にこだわって、シックなムードをアシストしていました。

■１：アナベル・ローゼンダールは…白を潜ませるひと手間で立体感をアップ

トップスの袖をブラウジングし、モノトーンのなかに動きをつけました。

2025年8月上旬、コペンハーゲン ファッションウィークにてキャッチされたインフルエンサーのアナベル・ローゼンダール。イレギュラーヘムとレーストリムがエレガントな黒スカートは、クラシカルな秋のムードを演出するのにぴったり。優雅なスカートは、スウェットプルオーバーでカジュアルダウンして気負いない表情へ。グレーのトップスならスカートと馴染みがよく、テイストミックスでも調和が取れています。さらに彼女はスウェットのインに白カットソーを仕込み、切れ味の良さをプラス。このひと手間があるだけでグレーと黒のニアリーカラーがのっぺりせず、立体感が高まります。

■２：ソニア・ライソンは…マチュアなスカートを添えて優しいニットをほっこりさせない

バッグやサンダルのゴールドがさりげないアクセント。

2025年8月下旬、スタイリスト、クリエイティブコンサルタントのソニア・ライソンをベルリンでスナップ。カラフルなコーディネートに定評がある彼女ですが、この日はカジュアルと上品のバランスがちょうどいい、テイストミックスなモノトーンコーディネートを披露。余白のある形と優しいクリームホワイトのニットプルオーバーがほっこりしないよう、エレガントな黒のレーストリムスカートをプラス。小物もおなじ黒をリピートしながら、マルチストラップのサンダル、キルティングバッグのように、立体的なデザインにこだわって小気味よく仕上げました。

■３：ダーヤ・バラニクは…ワンカラーにしてドッキング風デザインへ

上半身から足元にかけて、だんだんと細くなる形を意識するとスタイルアップ効果大。

2025年8月上旬、インフルエンサーのダーヤ・バラニクをコペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。色香漂うレーススカートは、ヒップを覆う丈感のオーバーサイズスウェットトップスとならデイリー仕様に。スタイリッシュなグレーで繋ぎつつ、ペンシルラインのスカートを指名したことで、まるでドッキングデザインのような一体感が生まれています。黒のスエードバッグで秋らしさを上乗せしたら、差し色として鮮やかな赤のパンプスとバッグチャームを足し、着映え力をアップ。

秋トップスと合わせたい「レーススカート」の着こなしをご紹介しました。モノトーンを軸にしながら、シンプルを意識すると余裕感を漂わせることに成功します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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