「出汁」の正しい読み方ふたつ、あなたは答えられますか?
本日はまず、いきなり1問目のクイズに挑戦していただきます。
【問題1】「出汁」ってなんと読む?
「出汁」の、読み仮名2文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:お料理の味のベースになります。
<使用例>
「我が家では、骨付きの鶏肉を圧力鍋にかけた、出汁と具をかねたスープが定番メニューなの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 出汁(だし)です。
実は明日・10月28日は『おだしの日』という記念日です。
「おだし」を漢字表記にすると「御出汁(おだし)」ですので、1問目はまず、こちらにちなみました。和食の「出汁(だし)」の筆頭・鰹節の「燻乾カビ付け製法」を考案したといわれる、江戸時代の漁民・角屋甚太郎氏の忌日にちなんだ記念日になります。改めて考えてみると、お魚の状態の鰹(かつお)を、あのような加工で長期保存可能に、しかもおいしく仕上げた技術は、すごい発明ですね!
…というところで、2問目も、「おだし」に関連したクイズです。
【問題2】「出汁」ってなんと読む?
「出汁」の、読み仮名4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「出汁(だし)」より素直な読み方かもしれません。
<使用例>
「まず、2カップ分の出汁を用意しておいて下さい」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 出汁(だしじる)です。
「出汁(だしじる)」…なるほど、「出し(だし)」「汁(しる)」を合体させて素直に読んだ熟語ですね。「出汁(だし)」という読み方も定着していますが、「出汁(だしじる)」と読んでも正解なのです。わかりやすく「出し汁(だしじる)」という表記もございます。
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本日は、10月28日『おだしの日』にちなんで、
・出汁(だし/だしじる)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱