グレーワントーンの着こなしをご紹介した前回、
Instagramをご覧になった方で、
キャップで隠れていたのにも関わらず、
“髪がグレーヘアに?”と気づいてくださった方が
いらっしゃいました。まさにそのとおりで、
白髪を染めるというエンドレスの抵抗を終わらせて、
グレーヘアに移行しようとしている最中なのです。
そこで今回は、グレーヘアへの移行中を楽しむための
コーディネートをご紹介しようと思います。
さまざまな色が混ざり、全体に明るくなってきた
髪に合わせ、コーディネートもハイトーンで
まとめてみました。タートルネックは、
ブラウンがかったグレーとオフ白が混ざったような
絶妙のグレージュカラー、チェックのスカートは
オフ白をベースに、グレーと黒が配されています。
すべて今、髪にある色でまとめてみたのですが、
白髪をべったりと染めていたころと比べて、
明るく、軽やかなカラーリングの着こなしが、
浮かずになじんでくれるように感じています。
ちなみにこのカシミヤのタートルネックニットは、
髙島屋のフェアで見つけたオリジナル。
ミックス調の糸、たっぷり長めのタートル、
広すぎず狭すぎずの身幅と長すぎない着丈…と
とても優秀と思って購入を決意しました。
あとで調べたら、スタイリストの大草直子さんが
監修されたアイテム…さすがの1着でした。
いつかはやめたいと思っていた白髪染めですが、
数年前に美容師さんに打ち明けたときは、
顔が与える年齢の印象と、
白髪とがまだ合わないだろう…とのご意見を頂き、
なるほどと、あきらめた経緯がありました。
それから数年、顔もほどよく老けてきて(笑)、
いよいよ白髪染めをやめるべく美容師さんと相談。
白髪染めをした部分と、生えてきた白髪との境界線が
はっきりとわかるのをごまかすために、
ハイライトを多めに入れることにしました。
毛束を少しずつランダムにとり、脱色すること2回。
結果、黒、白、ブラウンの濃淡…と、
さまざまな髪色が混ざった“虎”のような毛並みに。
これなら、染めた部分と生えてきた白髪との境目も
目くらましされるようです。
ハイライトを入れてから半年以上経つので、
ブラウンの部分がかなり下がってきて、
もうすぐ黒と白のみの髪色になりそうです。
そうしたらまたハイライトを入れるのか?
上からフィルターのように色をかぶせるのか?
「白髪っておしゃれに楽しめるものなんですよ」と
おっしゃる美容師さんと一緒に
考えていきたいと思っています。
(写真/エディターM&J 文/エディターJ)
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