家づくりを考えるときに、まずは建てたい家のイメージを固めることが必要です。そんなときに参考になるのが、モデルハウス。実際に建てられた家屋を見学することで、より具体的なイメージをもつことができます。
本記事では、性能、デザイン、価格、建築後…すべてにおいて満足できる住まいを追求するアキュラホームが、創業44年の技術の粋を結集して造ったモデルハウス「AQ PRIME 駒沢」についてご紹介します。
日本が誇る伝統工芸と海外トップブランドのインテリアがコラボ!
駒沢公園ハウジングギャラリーは、30以上のモデルハウスが集う国内最大級の住宅展示場。そのなかでもひときわ目を引くのが、アキュラホームの「AQ PRIME 駒沢」です。3階建ての家屋は、1階部分がSDGsの観点からも注目される竹を用いた型枠のRC造、2~3階が木造となっています。
アキュラホームといえば、日本の伝統として受け継がれてきた「カンナ削り」から着想を得た「木のストロー」の世界初の開発&量産化に成功したことで知られています。SDGsの達成目標に寄与するアイテムとして注目されており、2019年の大阪サミットをはじめとするG20すべての会合で採用され、数多くの賞も受賞。開発のストーリーは2022年2月にドラマ「木のストロー」で映像化もされました。
そんなアキュラホームが2022年9月に“世界最高峰の邸宅”としてオープンさせたのが、今回ご紹介するモデルハウス「AQ PRIME 駒沢」です。ジャパネスクモダンなデザインの設計は、国内外で多くのプロジェクトに携わる建築家、CUBO design architectの猿田氏によるもの。ラグジュアリーな空間を彩るインテリアは、数々の空間デザインの実績がある乃村工藝社によって手掛けられています。
随所に光る、職人たちの研ぎ澄まされた技の数々
アキュラホームが目指す本物の素材、職人技を駆使した木造建築の家づくりを実現するため、「AQ PRIME 駒沢」には日本の各分野の名工7名の技術が結集しています。その全貌をご紹介します。
■1F:エントランス
長さ11メートルものアプローチには、壁面に沿った水盤と、和紙作家・堀木エリ子氏の手掛ける「光壁」を設置。柔らかな和紙越しの照明が、忙しない日常である“外”から、寛げる“内”へと導きます。エントランスの広い土間空間では、この建物の象徴である“侘び寂び”を表現する枯山水が正面でお出迎え。こちらには、左官の匠・久住有生氏の手掛けた美しい壁に囲まれたフィットネススペースとプライベートプールも完備しています。
■2F:寝室
2Fはマスターベッドルーム、ファミリーリビング、ウォーキングクローゼット、水廻り…と、プライベートな空間。階段・エレベーターホールとの仕切りは大きな引き戸、ベッドスペースは名工福田隆・隆太氏による組み紐をモチーフにした間仕切りを設け、あえて壁で区切らず、ゆったりリラックスして過ごせるよう工夫されています。サニタリー空間にはサウナと水風呂も設置し、まるで高級スパのようなラグジュアリー感を味わうことも。
■3F:リビング・ダイニング
3Fにも、こだわりの設えが盛りだくさん。最も特徴的なのは、約12帖のアウトサイドリビング! パノラマビューを楽しみながら寛ぐことができます。木製サッシをフルオープンして室内の約33帖のLDKと繋げれば、合計約45帖の大空間も実現。ホームパーティも十分に楽しめそうです。アイランドキッチンにはイタリア製の最新モデルを採用。カウンター・扉に採用された天然石と、バックセットに施された漆塗りが美しい対比を見せます。
さらに、躙り口をくぐって中に入る本格的な茶室まで。こちらの茶室は千利休の「待庵」を模したもので、数寄屋大工の名工・杉本広近氏によるもの。他の広々とした開けた空間とは違い、静謐で閉じた居心地の良さを提供してくれます。お茶を点てるだけでなく、趣味のヨガや瞑想など、“整える空間”としても活用できます。
以上、アキュラホームのモデルハウス「AQ PRIME 駒沢」についてご紹介しました。ほかにはない、伝統工芸の粋を集めたかのようなモデルハウスです。駒沢公園ハウジングギャラリーで見学できますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
〈「AQ PRIME 駒沢」詳細〉
- AQ PRIME駒沢展示場
- 営業時間/10:00〜18:00 ※HPより要事前予約
TEL:03-3705-2256
住所/東京都世田谷区深沢4-6(駒沢公園ハウジングギャラリーステージ2内)
問い合わせ先
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 長水香李