身長156cmのインテリアエディターDが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。今回は、デザインされたウォールナット無垢材家具で人気の岡山発ブランド「MASTERWAL(マスターウォール)」から、極上の座り心地に驚かされるソファ『ヘブン』をご紹介します。

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とろけるような時間を過ごせるソファで自分を甘やかして

リモートワークが当たり前になった今、仕事と暮らしの境目がなくなる生活にも慣れた頃でしょうか? 通勤時間がなくなったぶん体力的には楽になった一方で、メリハリをつける難しさもあり、なんとなく疲れが溜まっているような気がする方も多いようです。「たまには何も考えずに、ただ身を預けて甘やかしてもらいたい」そんな潜在的な願いを叶えてくれるのが、マスターウォールの『ヘブン』ソファです。

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『ヘブン』シリーズで暖炉を囲む極上の空間。

『ヘブン』シリーズは、伊藤浩平氏によってデザインされたシステムソファ。ボリュームのあるクッションと、肘から背にかけて座面を支える無垢のウッドフレームが特徴です。『HEAVEN(天国)』というネーミングどおり、とろけるような極上の座り心地で人気を博しています。

極上の座り心地はそのままに奥行きを小さくしたモデルに注目!

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【ブランド】マスターウォール 【商品名】ヘブン850 ソファ 【価格】¥737,000 【サイズ】幅2016×奥行850×高さ850、肘高650、座面高440(mm) 【材質】フレーム:ウォールナット無垢材 オイル仕上げ、クッション部(背・肘):フェザー、クッション部(座):ウレタンフォーム・フェザー、床板:木枠・ウェービングテープ

なかでも私が注目しているのは、『ヘブン』ならではの心地よさはそのままに、奥行きを10cm小さくして開発された『ヘブン850 ソファ』。以前から大好きだった『ヘブン』ですが、この程よい大きさは日本の住宅環境にぴったりだと思います!

ちょっぴり無骨なしっかりとした無垢材のフレームには、フェザーをたっぷりと使用したボリュームたっぷりのクッションが敷き詰められ、疲れた心と体をおおらかに受け止めてくれます。「あ、自分って実は疲れていたんだ」と気づかされる程、とことん甘やかしてくれる極上の座り心地には、みなさんもきっと驚くはず。

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奥行きが小さくなったおかげで、両足をしっかりつけたままくつろげるサイズ感に!

手触りのいいファブリックもカバー式なら安心してくつろげる

ソファ下は高さ130mmあるので、ロボット掃除機も楽々通ることができます。しかもカバー式で、さらに水洗いできるファブリックタイプもあるので、ペットと暮らしている方や子供のいる家庭でもお手入れが簡単。特筆すべきは、革に変更したくなった場合にもカバー製作をしてくれるということ。本体を買い替えることなくファブリックも革も楽しめるのは嬉しいですよね。

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「ルクソール(スチール)」のファブリックを使用したタイプ。思わず撫でたくなる起毛した風合いが『ヘブン』にぴったりです。

一度身を沈めたら、ヘブン独特の“囲われ感”で外界から断ち切られるような静かな時間が流れだします。時には横になってまどろみながら、どうぞのんびりしてください。

男前な後ろ姿を引き立てる美しいウォールナットの木肌

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「マスターウォール」の厳しい品質基準のなかでも10%にも満たない特に希少な材料を用いた美しい木肌。

『ヘブン』の特徴のひとつでもある“しっかりとしたフレーム”は、昨今の軽やかなデザインとは真逆の堂々とした風格をしていて、ちょっとした小部屋のような空間を作り出します。マスターウォール品質のなかでも厳選された美しい無垢材を用いた背面のルーバーは、豊かさを感じられる鷹揚な佇まいをしています。

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壁付ではなく、部屋を区切るように配置すると、その魅力を最大限に味わうことができます。

また、フレームのコーナー部も必見。丁寧に仕上げられたカーブの美しさや、つなぎ目にブラックチェリー材を用いることで生まれるさりげないアクセントなど、繊細なこだわりが随所に散りばめられています。

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端正に作り込まれたフレームのコーナー部分も、ぜひ目を向けていただきたいポイント。

今回は、身を優しく包み込んでくれる極上の座り心地のソファシリーズ『ヘブン』をご紹介しました。百聞は一見に如かず。ぜひご自身の体を預けて、その心地よさを体験してみてください。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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この記事の執筆者
イデーに5年間(1997年~2002年)所属し、定番家具の開発や「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。 2012年より「Design life with kids interior workshop」主宰。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた、自身デザインの、“時計の読めない子が読みたくなる”アナログ時計『fun pun clock(ふんぷんクロック)』が、グッドデザイン賞2017を受賞。現在は、フリーランスのデザイナー・インテリアエディターとして「豊かな暮らし」について、プロダクトやコーディネート、ライティングを通して情報発信をしている。
公式サイト:YOKODOBASHI.COM