『Precious』本誌をはじめ、テレビや広告など幅広く活躍する人気スタイリストの犬走比佐乃さんに、大人の女性に必要なファッションについて教えていただく連載。今回は年明けのタイミングにふさわしい番外編として、犬走さんが毎年必ず参拝している新宿区西早稲田の神社「穴八幡宮」の、商売繁盛や金運上昇のご利益があるといわれている「一陽来復(いちようらいふく)御守」を紹介していただきました。
「仕事運にはとても恵まれています」と語る犬走さんの常にポジティブなパワー、その源のひとつに迫ります!
早稲田の「穴八幡宮」だけに受け継がれてきた、期間限定の特別な御守
“金銀融通の御守”ともいわれる「一陽来復御守」を授けていただくために、犬走さんが『穴八幡宮』を参拝するようになったのは4年ほど前から。プライベートで親しくされているお友達に誘われたのがきっかけだったそう。
「商売繁盛や金運上昇のご利益があるという『穴八幡宮』。最初にお参りをしてからは毎年必ず訪れています。なぜなら、もしもお参りをしないで何か悪いことが起こったら、“ああ、今年は『穴八幡宮』さんに伺わなかったからかも”と後悔しそうで(笑)」(犬走さん)
「吉例は毎年同じことをやるのがいい」というのが犬走さんの持論。また「一陽来復御守」は、毎年の冬至から節分までの間に授けていただくことができる“期間限定”の御守というのも、「タイミングが限られているから楽しい」と語ります。
「冬至の日がいちばん賑わうと聞いていますが、私たちはだいたい、新年明けてから節分までの人出が落ち着いている時期に予定を合わせてお参りしています」(犬走さん)
「一陽来復御守」は、お祀りする日時や場所、方角が決まっています。まず日時は、冬至、大晦日、節分、この3日のいずれかの都合がいい日が終わり、翌日に変わる深夜の午前0時ジャスト! つまりこれから授けていただいた場合は、2月3日から4日に変わる深夜の0時になります。場所はその年の恵方に「一陽来復」の文字が向くように。
「リビングなどのお祀りする部屋の中心から方位を測って、2023年は恵方である巳午(真南より少し東側)に「一陽来復」の文字が向くよう、亥子(真北から少し西寄りの方角)の壁か柱に、人間が神様を見下さないようなるべく高い位置にお祀りします」(犬走さん)
公式のアナウンスでは「筒状のまま、御守の後ろ側か側面に糊をしっかりつけて剥がれないよう、台紙は使用せずに壁か柱に直接お祀りする」とありますが、賃貸物件などの事情で直接糊を塗って貼り付けることができない場合は、白い台紙を使って両面テープで貼り付けるのはOKだそう。
「御守を画鋲で刺したり、テープを上から被せたりするのは厳禁。神様を敬う気持ちが大切なのだと思います」(犬走さん)
神様の存在を確信できる、巨木巡りがマイブーム!
幼い頃は、お父様に連れられて川崎大師へ初詣に行くのが習慣だったといういう犬走さん。「お参りしたあと、久寿餅や温かいおまんじゅうを買ってもらって食べるのが楽しみでした」と、微笑みながら少女時代を振り返ります。
「とはいえ、特に神社好き、パワースポット好き、というわけではありませんが、神様は必ずいらっしゃると思うし、最近はすごく巨木に惹かれているんです」(犬走さん)
「たまたま見たテレビ番組で、日本各地の巨木が紹介されていたのがきっかけでした。実際に対面すると、神秘的とも思える生命力の強さを感じて…。今年はいろいろな巨木を訪ねる旅に出て、自然のパワーをチャージしたいなと思っています」(犬走さん)
今回は、人気スタイリストの犬走さんが、毎年年始に実行している開運の習慣をご紹介しました。いつもポジティブなオーラに溢れている犬走さんの「運を引き寄せるパワー」は、神様が笑顔で味方してくださっている証拠かもしれません。
関連記事
- 敏腕スタイリスト・犬走比佐乃さん連載『働く女性の勝負服』より、2022年人気記事ベスト5発表!
- 人気スタイリストの着物コーデ3選!「攻」と「守」の極上バランスを私物スタイリングで公開
- 人気スタイリストが乾燥の季節を乗り切る、保湿の流儀と愛用アイテムを公開!
- PHOTO :
- 黒石 あみ(小学館/静物)
- WRITING :
- 岡村佳代
- EDIT :
- 谷 花生