ますますその輝きに注目が集まるキャサリン皇太子妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)。ティアラを着用した華麗なガウン(ロングドレス)から、クリスマスのシックなコートドレスまで、2022年のイヤーエンドを飾った最新スタイルをチェックしていきましょう。
■1:グリーン+ブラウンのディープな配色がカントリーシック!
2022年12月25日、サンドリンガム教会で行われたクリスマス礼拝にはカーキに近い深いグリーンのコートに、ハットをやや斜めにかぶって登場。テーラードコートはウエディングドレスでも着用した、大のお気に入りのイギリス人デザイナーのもの。スタンドカラーやフラップポケット、構築的なショルダーラインなど、ミリタリー調の辛口なデザインが特徴です。高めに配されたウエストバンドでさらにバランスよく。ゴールドのイヤリングはアフォーダブルな価格で人気のフレンチブランドのものですが、コートの雰囲気と相まってまるで勲章のようにベストマッチ。
■2:12月にふさわしい華やかさ!スパンコール煌めくレッドドレス
2022年12月6日、ロンドンのバッキンガム宮殿で、外交団のレセプションに出席。ビーズとスパンコールで花模様があしらわれたガウンは、息を呑む艶やかさ! 輝くティアラとエリザベス女王から譲り受けたダイヤモンドイヤリングで華麗なプリンセスルックを完成しています。
■3:ノーブルな魅力際立つ!気品をたたえたパープルワントーン
2022年11月22日、南アフリカ共和国大統領のシリル・ラマポーザが英国を公式訪問した際の一枚です。コートドレスと揃いの帽子、パンプス、手袋、バッグまで全てパープルで統一。ピークドラペルやミディ丈のプリーツスカート、フィットしたウエストといった洗練されたディテールが、皇太子妃の品格を際立てています。
■4:ティアラが眩い!視線を奪う迫力プリンセスルック
3と同日、ロンドンのバッキンガム宮殿で開催された晩餐会には、イギリス人デザイナーによるフロアレングスのホワイトガウンで出席。マントのような袖と両肩のシルバーの花の装飾が現代的な一着。実はオープンバックになっており、襟の詰まったフロントとのギャップもスタイリッシュです。ティアラはメアリー女王がオーダーしたもので、エリザベス女王、ダイアナ妃を経てキャサリン皇太子妃へ。パールとダイヤモンドのイヤリングはダイアナ妃が愛用していたもの。ドレスの上には青いサッシュ(帯)、さらにマルタ十字と星のバッジを付けています。3つすべてはエリザベス女王から贈られたもの。ロイヤル・ヴィクトリア勲章において最高位のデイム・グランド・クロスに叙されていると示すものなのだとか。
プリンセスらしいティアラとガウンのルックが2回も登場した、年末のファッションをご紹介しました。多忙なシーズンでさえ、目にするだけでも背筋が伸びるような品格のオーラを放っていた皇太子妃。グラマラスなルックに負けないその圧倒的な存在感には、思わず感嘆の声が漏れてしまいますね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子