「突飛」ってなんと読む?「とつひ」と誤読なさらぬように!
明日・1月23日は『花粉対策の日』です。これは、「花粉問題対策にオールジャパンの力を結集して社会貢献」をキャッチフレーズに、花粉問題に取り組む起業や研究機関などで結成された「花粉問題対策事業者協議会」が制定して記念日です。春の花粉対策は1月、2月、3月がポイント、ということになぞらえ、1月23日が選ばれ、花粉の飛散量の提言、受粉の防御など、早めの花粉対策を啓蒙することを目的としています。
花粉のアレルギー、俗にいう「花粉症」をお持ちの方はもちろん、そうした方を苦しめないため、また、自身が発症しないための花粉対策も大切です。この時期には洗濯ものの外干しを避ける、外出先から室内に入室する際には、上着をしっかりと管理するなど、できるところから対策してまいりましょう。
本日は「飛」「散」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「突飛」ってなんと読む?
「突飛」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「並みはずれて風変わりなさま。また、あまりにも思いがけないさま」を意味する言葉です。
<使用例>
「彼がゴーグルをかけているのは、突飛なファッションというわけではなくて、花粉対策よ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 突飛(とっぴ)です。
花粉が飛散する時期には、粘膜を守るための「完全武装」で外出する方もいらっしゃいます。花粉症でない方も、そうした姿を「突飛(とっぴ)」な服装、とカン違いしないよう、配慮が必要ですね。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「散蒔き」ってなんと読む?
「散蒔き」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「広い範囲に、また、ねらいをつけた多数に配ること」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「このハンドクリーム、女友達への散蒔き土産にも良さそう!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 散蒔く(ばらまき) です。
「散(ばら)」は、「もともと、ひとまとまりとして扱われていたものが、ひとつひとつ別になった状態。また、そのもの」を意味する言葉です。「バラにして配る」など、カタカナで表現することが多い言葉ですが、「散(ばら)」と書くのです。この読み方を使用した「散蒔き(ばらまき)」、お馴染みの言葉ですが、読めたでしょうか?
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本日は、1月23日、『花粉対策の日』にちなんで、「飛」「散」という字の入った日本語から、
・突飛(とっぴ)
・散蒔き(ばらまき)
の読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/花粉問題対策事業者協議会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱