スポーツミックスならではのアクティブさを活用することで、重くなりがちな冬の装いを軽やかにすればマンネリを解消することができます。お洒落しながら、快適さが叶うのも高ポイントです。
■1:ケンダル・ジェンナーは…オールブラック×レザー素材で都会的なシャープさを両立
2023年1月17日、モデル仲間のヘイリー・ビーバーとピラティススタジオを訪れたケンダル・ジェンナー。ワークアウトにぴったりなフィット感のあるパンツは、膝下から緩やかなフレアになっており、かつフロントスリット入りでお洒落心も満たしてくれるアイテムです。そこに辛口なレザージャケットを加え、スポーティな着こなしをシャープに見せました。またスニーカー以外全て黒で統一しているので、きりっと引き締まっています。スニーカーはごく淡いグレーをセレクトし、ニュアンスを漂わせながら軽快さを高めることに成功。こんな着こなしなら、ジム帰りのちょっとしたお出かけにもぴったりです。
■2:ベラ・ハディッドは…スポーツブルゾン投入で変化球なテイストミックスを楽しむ
モデルのベラ・ハディッドの、ミラノ ファッションウィーク中の着こなしをピックアップ。リンクル加工が施されたベージュの膝下スカートは、マットな生地感で優雅にきまる1枚です。スカートの裾に赤みブラウンのロングレザーブーツを繋ぎ、いまどきな足元バランスを叶えました。ベージュ×ブラウンで色の調和を意識しながら、マット×光沢の異素材合わせでメリハリを授けているのが参考になります。そんなボトムコーデに合わせたのは、くすみレッドのスポーツブルゾン。シャカシャカとした素材、ラインやロゴがキレの良いアクセントになっています。テイストミックスながらも、全体を暖色でまとめ一体感をオン。
■3:エリーゼ・ソーホーは…リラックスなスポーツカジュアルを都会的に誘導
アパレルブランド『HEY SOHO』を手掛けるエリーゼ・ソーホーをハンブルクでスナップ。リラックスな着こなしが都会的にまとまっている理由を紐解きます。ロゴカットソー、スウェットパンツ、スニーカーのスポーツカジュアルは、モノトーンで構成することでシックなムードを両立。ライン×ロゴの白靴下を投入したことで、軽快さとシャープさが高まり好バランスです。そこにクリーム色のロングダウンを重ね、柔らかさをプラスしながら縦長シルエットを強調しました。仕上げにデザインの異なるゴールドネックレスをレイヤードし、シティに馴染む装いへとブラッシュアップ。
今試したい、冬の「スポーツミックス」コーディネートをご紹介しました。洒落感をキープしながら抜け感も両得できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香