2月4日の立春を経て、暦の上では春がやってきました。冬アウターを活躍させる最後のタイミングなので、ぱっと華やぐ主役級コートで着映えを実現させてみませんか? 北欧から届いた、最新ストリートスナップをご紹介します。

■1:ジャスティン・ソランゾは…フレッシュなホワイトコーデはファーコートで華やぎを後押し

ショート丈のコートとストレートパンツでスタイルアップ。
ショート丈のコートとストレートパンツでスタイルアップ。

2023年2月1日、コペンハーゲン ファッションウィーク3日目にスナップされたモデルのジャスティン・ソランゾ。ホワイトを基調とした、ぱっと視線を引く明度の高い着こなしでした。柔和な色味のリブニットトップスに、同色のファーコートを重ね立体感と華やぎをプラス。毛足が長いタイプながら、ショート丈なのでボリュームが出過ぎず扱いやすいです。デニムパンツはトップスやコートよりも明るい、混じり気ないホワイトをセレクトすることでシャープさを足し、スタイリッシュに誘導。そんなホワイトルックをクラッチバッグとヒールブーツの黒小物で支え、きりっと引き締めました。仕上げに端正な白黒コーディネートに馴染むシルバージュエリーを加え、都会的ムードを後押し。

■2:テリーズ・ヘルストロームは…ベージュと赤を小気味よく配置して絵になる

ベージュと赤を基調とした、上品着映えコーディネートをメイク。
ベージュと赤を基調とした、上品着映えコーディネートをメイク。

ファッションウィーク4日目、ファッションコントリビューターのテリーズ・ヘルストロームをキャッチ。一目で華やかさが伝わる、切り替えカラーが新鮮なロングファーコートに身を包んでいました。上品なベージュならたおやかに整い、ゴージャスになりすぎません。インにはベージュシャツ、赤プルオーバーを忍ばせ、コートからちらりと覗いたときも素敵な印象に。バッグでも赤をリピートしつつ、上半身高めの位置にセットすることでスタイルアップ効果をオン。ボトムスは、親しみやすさの湧くインディゴブルーデニムパンツをセレクトしました。足元にはコートと色をリンクさせたベージュブーツを迎え、品よくフィニッシュ。

■3:ジュリア・ハッジュは…爽やかストライプコートにカラフルストールを添えプレイフルに

ロングコートとマフラーの合わせ技で、縦長効果を演出。
ロングコートとマフラーの合わせ技で、縦長効果を演出。

ファッションウィーク3日目、アート&クリエイティブディレクターのジュリア・ハッジュをスナップ。春への期待を閉じ込めたような、カラフルな装いでした。彼女がセレクトした華やかコートは、ブルーストライプが新鮮なトレンチコート。パンツとのセットアイテムになっており、テクニック要らずで絵になる佇まいが叶います。クリーンなブルーにマッチするよう、トップスは白を選び爽やかさを上乗せ。そこにオレンジやピンク、イエロー、パープルといったカラフルなストールをプラスし、遊び心をトッピングしました。まとめ髪や黒シューズでタイトな部分を作れば、決して派手にはならない大人のプレイフルコーディネートが完成です。


冬の終わりに楽しみたい「華やかコート」の最新スナップをお届けしました。ポジティブな装いで、残りの寒さを乗り切りましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香